汽口慚愧
きぐちざんき
汽口慚愧は、『刀語』の登場人物である。
概要
CV:伊藤静
王刀「鋸」の所有者。
将棋の聖地、出羽の天童将棋村に道場をかまえる心王一鞘流の十二代目当主。直毛のながい黒髪の女性。王刀「鋸」の性質ゆえに変体刀の毒気にあてられず、門下生のいない道場をまもる、これまでの変体刀所有者とは一線を画す“真人間”。しかし逆に“真人間”すぎて人間味が薄く、それが門下生離れさせたのではないかととがめは考察している(事実アニメの最終回では日本最強と称された七花を倒したという評判があったとはいえわずかな期間で道場に門下生がいた)。とがめに「剣ではなく将棋をとれば間違いなくわたし以上になっていたであろう」と言わしめるほどの文武両道の人物。以外に駄洒落が好き。彼女による十日程の指導で虚刀流ゆえ剣を扱う才を全く持たない七花が振れる程度とはいえ刀を扱えるようになった辺り、指導力はある。
最初は無手で戦おうとする七花に平等な勝負として防具と竹刀を持たせ、剣を扱えない七花にあっさりと勝利。その後十日程の指導を経て再戦するが、とがめの反則技によりあっけなく、そして地味に鑢七花に敗北。その後改めて防具なしで無手の七花と戦ったことで七花の実力を知るとともに、通常の剣術の才を持たない虚刀流を「呪われているようだ」と評する。
24歳。身長五尺八分三寸。体重十二貫。趣味は「素振り」。
また、彼女の祖父である十一代目汽口慚愧のことも指す。
ちなみに王刀「鋸」を心王一鞘流に持ち帰ったのは八代目の汽口慚愧らしい。
稽古の休憩に七花から聞かされた「敦賀迷彩」に興味を示していた(汽口本人と迷彩の特徴は、女性、黒髪の長髪、長身、刀を扱う、という点で共通している)。
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