いわゆるレコードプレーヤーの最初期の機器であり、スピーカーではなくラッパのような部分から音が出る。クラシカルなオーディオとしても愛好家や蒐集家がいる。
このラッパのようなものが付いているのは、手回し式やゼンマイ駆動でターンテーブルを回して再生する非電源機器であり、アンプといったものはついていない。
現在ではほぼ見られなくなったが、蓄音機が全盛だった頃を通って来たお年寄りは現在の電気式蓄音機すなわち今日のレコードプレーヤーを「電蓄」と呼んでいた。
7月31日は「蓄音機の日」である。 1877年に発明家のトーマス・エジソンが、自身の発明品の一つである蓄音機の特許を取得したことにちなんで制定された。