概要
『ソール11遊星主』のひとり『ピア・デケム』が操艦する三段飛行甲板型宇宙空母。
その容姿は『ゾンダー化』した超弩級指揮艦『ジェイバトラー』にも酷似するが、名称の通り後部に三段飛行甲板を搭載している。
三段飛行甲板からは無人の『機雷艦載機』が無数に射出される。これには『ES兵器』も備えられる意志無き特攻兵器でもある。
また、先端部の衝角からくる突撃も脅威である。
後に『パルス・アベル』の手により『戒道幾巳』をジェネレータユニットに組み込み、ダメージを受ける度に痛め付け『ソルダートJ』に対する人質にされた。
なお、ジェネレータユニットの構造は同じ赤の星で建造された『ジェイアーク』と酷似しているので、本来は『トモロ』のような生体コンピュータが存在したのか、もしくは『遊星主』の中に担当する者が居たのか詳細は不明。
『ジェイアーク』よりも多少巨大であるが、空母と戦艦の役割の違いから、武装の種類では劣る。『遊星主』の製造と建造時期が同じとした場合、こちらの開発が先となる。もっとも、前者は対『原種』用決戦兵器として複数建造されて、運用の構想自体が異なる。
メカノイド
衝角部に有する小型戦闘艦。劇中では主に空母『ピア・デケム・ピット』の衝角による突撃で使われるくらいで、下記の『ギガ・フュージョン』の際にはジャイアントメカノイドの背面に配置される。その構造の都合か、『ピア・デケム・ピーク』の頭部は空母側の艦橋が担う形を取る。
『フュージョン』のみが出来るかは不明だが、設定画には『ジェイアーク』級超弩級戦艦におけるメカノイド『ジェイダー』に相当する、『ピア・デケム』を巨大化させたような人型の『メカノイド』の姿が確認できる。なお、分離後の『ジェイキャリア』に相当する空母側の呼称は特に無い。
ピア・デケム・ピーク
『ピア・デケム』が空母『ピア・デケム・ピット』と『ギガ・フュージョン』したジャイアントメカノイド。
余談
「勇者王ガオガイガーFINAL」ゲストメカデザインのやまだたかひろ氏のツイートによると、「赤城と加賀の三段空母時代のイメージも入れてます」との事。