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採用後、社内及び社外においてヘイト、差別思考が確認できた場合、即解雇する

さいようごしゃないおよびしゃがいにおいてへいとさべつしこうがかくにんできたばあいそくかいこする

SONYによる、SDGsな社会を実現するための素晴らしい取り組みである。

概要

SONYによる、SDGsな社会を実現するための素晴らしい取り組みである。社内及び社外において社員のヘイト、差別思考が確認できた場合、即解雇する取り決めである。欧米などの一部の大企業ではSDGsの一環として導入されているが、ソニーは日本でいち早くこれを取り入れた。


内容

そのソニー社員のツイートによれば、2022年度から適用される採用基準であり、欧州支部からの提案だったという。基本原則は、


  • 1.ヘイト、差別思考を持つものは採用しない。
  • 2.採用後、社内及び社外においてヘイト、差別思考が確認できた場合、即解雇する。
  • 3.反ヘイト、反差別教育を全社員に毎年行う。

である。また、過去の行いであった場合でも1発アウトであり、例外は存在しない。また、それによって何かの損害が発生した場合は法的処置を取るという、断固とした取り組みである。


問題点

『心の中で何を考えていてもいい』という内心の自由を犯しているという批判がある。また、この取り組みを決定した自分達は差別などせず、清廉潔白という思い込みも危うい。このような考えを持つ人々でも、過去に差別と取られる思想を発信していた場合もある。そして差別の定義は今現在と未来でもまた異なる可能性があり、将来自らの取り決めに裁かれる可能性もある。


ある日のSDGs課の仕事

採用後、社内及び社外においてヘイト、差別思考が確認できた場合、即解雇する会社SDGs課の朝は社員のSNSの過去ログ漁りから始まる──


「大変ですけどSDGsだからやり甲斐がありますね。あっ!見つけました。こいつ『やりますねぇ!』と呟いてます。これは淫夢語録なのでLGBT差別です。解雇ですね」


またある日のSDGs課の仕事

「B!L!M!B!L!M!」


採用後、社内及び社外においてヘイト、差別思考が確認できた場合、即解雇する会社では今日もSDGs課の社員の掛け声に合わせて白人の銅像をハンマーで叩く音が響く。


「ん!?お前、いま躊躇ったな!」

「いえ!そんな…」

「黙れ!この差別主義者が!貴様はクビだ!この豚!」


さらにある日のSDGs課の仕事

採用後、社内及び社外においてヘイト、差別思考が確認できた場合、即解雇する会社SDGs課は新卒採用シーズン、人事部が採用した新人のTwitterのフォロー欄をチェックする。


「いました。白饅頭をフォローしている人間が。内定取消ですね。アカウント通報もしておきましょう」


またさらにある日のSDGs課の仕事

採用後、社内及び社外においてヘイト、差別思考が確認できた場合、即解雇する会社SDGs課には有能な調査員が複数人所属していて社員の思想を常に探っている。


「この間はある社員が都内の某書店に入っていくところを確認できたので解雇しました。このチェーン、ヘイト本を面陳することで有名なんです」

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