解説
日本海軍の艦隊及び陸戦隊はウェーク島攻略を、アメリカ軍部隊はウェーク島死守を試みる。1941年開戦。
アメリカ領ウェーク島はハワイと日本領の南洋諸島の間にあり、日本が対米戦を行う上で不都合であった。
1941年12月8日に真珠湾攻撃が行われると同時に日本海軍の陸上攻撃機による爆撃が行われた。
11日に攻略部隊による上陸作戦が行われたが、陸戦隊を乗せた大発動艇が、高い波に苦戦して立ち往生する羽目になり、艦と艦の間に大発動艇が密集し、身動きが取れなくなる。
空襲を耐えた陸上砲台の砲撃と、僅かに生き残った4機の、即席で爆弾を装備出来るように改造したF4F戦闘機部隊の決死の攻撃により、2代目神風型(駆逐艦)の疾風(駆逐艦)、駆逐艦「如月」を撃沈されるなどの大損害を負い、一旦同島から撤退した。
22日に真珠湾攻撃を終えた南雲機動部隊から空母蒼龍・飛龍を引きぬいて再攻撃が行われ、アメリカ軍戦闘機部隊は玉砕、陸戦隊を乗せた第三十二号哨戒艇及び第三十二号哨戒艇が損失覚悟で浜に乗り上げ上陸作戦を決行、同島の守備隊は降伏した。