あらすじ
何世紀も前に遠く離れた土地で強大な王が彼の周りのすべてを作成しました。ある日、彼の主要なメンバーの一人は、彼の代わりに王の王位と支配を取るためにいくつかの信者と王国で反乱を起こしました。これは、この王国で見られる善と悪の間の最も壮大な闘争の始まりでした。(公式サイトゲーム説明文:原文ママ)
地獄への入口
まず、このゲームが始まるとプレイヤーは広大な平原に何の目的も知らされず放りこまれることになる。唯一表示されるのは次の目的地への方角と距離、それに向かって走ることになる。その間は敵との遭遇やアイテムの取得もなにも無いため、マラソンをただ続けるハメになる。しかも、移動はもっさりしていて遅く、表示はされていないがスタミナも存在するためずっと走り続けることは出来ない。
そのような虚無を乗り越えようやく目的地にたどり着くと、ボス敵がフィールド上に出現し、そこまで再び走ることになる。では、肝心のボス戦であるが………これが地獄への入口である。
まず、敵の攻撃を受けると一撃死。大事なことなのでもう一度。“一撃死”である。だが、これは遠隔攻撃のできる弓が存在するため、攻撃を受けないことは比較的容易である。
最大の問題は
“ボスのHPが倍々に増えていく”
という仕様である。
このゲームではプレイヤーの操作するキャラクターに成長要素はなく、それでいてボスのHPが倍々に増えていくということは、討伐時間そのものが倍々になっていくということを意味する。
このゲームのボスは14体。最後のボスの討伐にかかる時間は千時間以上と推測されている。このゲームを完全クリアしたければ、一撃死のプレッシャーの中一戦だけで千時間以上も弓をひたすら打ち続けるという苦行を通り越した拷問を要求されるのだ。そして、敵の攻撃を一度でも食らうと待っているのは……
最 初 の 平 原
そう、このゲームに“セーブ”や“コンティニュー”などというものは存在しないのである。
また、ポーズといった機能もないため途中からボスを倒すためには何時間もの間ぶっ続けでプレイし続けなくてはならない。
つまりこのゲームはただひたすらに倍々ゲームで増えていく討伐時間中オワタ式のプレッシャーを受けながら駆け引きもクソもない単調作業で敵を攻撃し、油断によって死ぬと全て最初から、という地獄の鬼すら青褪める賽の河原を要求されるゲームなのである。