※ネタバレ記事なので未プレイヤーは閲覧注意
概要(ネタバレ注意)
『Little Witch Nobeta』の登場人物。以下、ゲーム本編のネタバレを含みます。
CV:小原好美
『Little Witch Nobeta』のラスボス。正式名称は迷える生魂ノノタ。
物語前半でプレイヤーが操作するノベタの正体。白い(?)ワンピースを着たロングヘアの少女。幽霊のように全身が青みがかっており、周囲には人魂が浮いている。両手には鎖の外れた手錠、首には鉄の首輪が嵌められている。
精神世界に突入するまでのノベタは、実は本物のノベタではなく何らかの生魂が宿った存在である。本物のノベタ(以下、ノベタ)は玉座に封印されていた。
ノベタの肉体に宿った時期及び経緯は不明だが、黒猫はノベタの眷属として、ノベタの復活のために生魂が宿った彼女の肉体を玉座まで誘導していた。
本編における黒猫が、助けられた立場の割には高圧的だったり、生魂が意思を持つことに反発したり、急かすような言動が目立ったりするのは、あくまで封印されたノベタのために働いていており、宿った生魂のことは復活のための道具としか見ていなかったため(しかしその割にはトラップの突破方法を教えない等、理屈に合わない行動も取っている)
黒猫の目論見通り、肉体は玉座に到達し、精神世界においてノベタは目覚める。乱入してきたヴァネッサとの戦いも制し、後は精神世界の玉座に到達すれば復活を果たせるところまで来た。
だが玉座では現実世界の肉体に宿っていた生魂が待ち構えていた。玉座を目指す冒険の中で彼女の肉体に宿っていた生魂は意思を持つに至り、ノノタという自我が形成されていたのだった。しかし玉座に座ることができるのは一人で、両方が復活することはできない。またあくまで復活のために利用されていた存在であったため、ノベタ側はノノタを生かす理由がない。
しかし冒険の中で明確な意思が芽生えていたノノタは世界から消えたくないと願っていた。
ノノタは復活を巡りノベタと戦うことを決意する。
ボスとして
ノベタと同じ魔法を駆使して戦う。
アーケインのほか、アイス、ファイア、サンダーとその強化版を放ってくる。
どの魔法を使ってくるかは詠唱の台詞とエフェクトから判別可能。
体力をある程度減らすと、イベントシーンが挟まり第二形態に移行する。謎のゴーストアーマーが使っていた剣を召喚しての斬撃、ターニアが使っていた巨大な人形の頭部と両腕を召喚してのワンツーパンチ or 目からビームといったパターンも織り交ぜてくるようになる。
ただターニアやヴァネッサと違い、こちらの魔法を防御しないためダメージは与えやすい。
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結末
戦いはノベタの勝利に終わり、ノノタはその場に膝をつく。
だがノベタは玉座まで自分の代わりを務めたノノタを「あなたは私としてしばらくの間頑張ってきた。ある意味、既に私だったのだ」と肯定する。ノノタも今まで自分を導いていた声がノベタだったと、以前からノベタの存在を感じていたかのような素振りを見せる。
そしてノベタは「これからも私の傍にいてくれないか」と言い、微笑んだ。
戦いが終わり、ノベタは現実世界に復活を果たす。帰って来れたのは自分だけだったが、玉座のそばで倒れている黒猫に目を向けると、その前で「死は新たなる生なり」と呪文を唱える。
場面が切り替わり、古城の外に向かって歩いていくノベタの後を、ターニアのリボンを尻尾に巻いた黒猫が付いていく。ノベタに追いつくと、黒猫は少女の姿に変身する。
二人が肩を並べて歩いてくところで、物語は幕を閉じる。