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概要

カスタムロボ』シリーズに登場する悪の組織の1つ。

強盗から兵器開発まで様々な悪事を働いており主な資金源は自身が運営する闇バトルの賭け金。アジトを定期的に移動させるためポリス隊(≒警察)もなかなかアジトの入り口を発見出来なかった。

主に『初代』で暗躍し、次回作の『カスタムロボV2』に登場する秘密結社ゴライアスとは勢力を二分する存在だった。また、ゴライアスが諸事情により活動を縮小していた影響もあり、初代カスタムロボの時代ではドレッドの方が勢いがあった模様。

研究段階だった医療用ナノマシンに目をつけており、軍事転用して世界中に売りさばく事を目論んでいた。その被験者だったユリエを誘拐した事がキッカケで主人公達と戦う事になる。

有望な少年少女を闇戦士に引き込むための勧誘活動も行っており、グレートロボカップ三連覇の実績を持つマモルも勧誘を受けた事がある。また、足が付く事を避けるためか、勧誘を断った相手に対しては再接触といった行動はせずにキッパリと手を引くスタンスを取っている。

勧誘活動もかなり積極的に行っている様で、大会ではドレッドの幹部クラスが直々に下見や接触を図る行為までしている。また、物語序盤の時点でアキラやロボステーションの責任者であるキャップがドレッドの活動が活発化している事を心配する話をしている。

初代の組織という事もあり違法型ロボは一切出してこないが、組織の技術力は相当高かった模様であり、殺傷能力の高いパーツの独自開発と生産を実施。ホムラによる当時はまだ研究段階に過ぎなかった自立機動型ロボを先駆けて実用化。またドレッドの市場を世界中に拡大させることを視野に入れる程の勢いがあった。

『V2』では激闘編に登場するが、初代で主要メンバーが全員逮捕されて一度壊滅し、総帥シノノメが脱獄して散り散りになった構成員を必死に集めた直後であるため、前作と比べ小規模となっている。

ホロセウムはドレッドベーシックなどマグマのあるステージが多い。

『激闘!カスタムロボ』では本人たちこそ登場しなかったものの、グレイバムの自律機動型ロボの戦闘プログラムに彼らのデータが投入されている。

メンバー

幹部以上のメンバーは専用の違法パーツを持っている。

下っ端も全員ロボに無理な改造を施して強化しているため、バトルに敗北すると違法パーツの有無に拘らず気絶する。

ボス

  • シノノメ

(トップ画像上)

ドレッドの総帥。世界征服の為にロボット工学を悪用する科学者。コマンダーとしての実力も高く、構成員からは自ら戦う勇者と崇められているほど。

主人公の実力には興味を持っていた様で詳細調査を実施した上で、いずれはドレッドに迎え入れたいと考えていた。

部下に関しては結構寛容なタイプであるらしく、ホムラがメディカルセンターから盗み出した治療用ナノマシンのデータに重要な抜けがあった際には責めるような事はしていない。

専用機の『ゾラ』は多大な反動を受けるリスクと引き換えに大幅に性能を引き上げた特別製で、ゲーム上では合法ロボに分類されるが非常に高性能なアタックを持っており、ある意味『V2』から登場する違法ロボの先駆けとも言える。※次回作からは調整。

四天王

  • ゴウセツ

(トップ画像左下)

『荒ぶる鬼神』の異名を持つ大男。語尾に「ズラ」を付ける癖がある。

典型的な脳筋キャラで公式大会で違法パーツを使用して捕まりそうになったり、余計な事を言ってミナモにたしなめられるなど軽挙が目立つ。

愛機の『クレイジーバブーン』は重量級のメタルグラップラー型の中でも高い防御力を誇る。

(トップ画像左中)

『妖艶の女戦士』の異名を持つ紅一点。

緑色のツインテールに学生服を着た女性でゴウセツから『姐さん』と呼ばれる。

新たな闇戦士の発掘にも熱心な模様であり、小さな市民大会でも「こういう場所に金の卵がいる」と視察を行っている。

組織への忠誠心はなく、飽きたらロボメイクの仕事でもしてみようかと考えている。

奔放な性格と妖しげな雰囲気から人気は高くpixiv内でもイラスト数が多い。

愛機はセクシースタンナー型のアーマースタイル『バネッサ』。

(トップ画像右下)

『異端の闇軍師』と呼ばれるマッドサイエンティストコマンダーを必要としない自律機動型ロボを実用化した人物。

愛機『オラクルヘッド』も自律起動型でホムラ自身はダイブしないため違法パーツフル装備でバトルをしてもノーダメージなはずだが、自分の腕に絶対の自信を持つため敗北すると他の構成員と同じように動かなくなる。

『V2』にも登場し無数の自律機動型ロボでプレイヤー達を阻むがある人物の挑発に怒り狂い新機体『スティンガーヘッド』に自らダイブして襲いかかる。

  • スバル

(トップ画像右中)

『伝説のカマイタチ』の異名を持つ少年。

「危険で楽しいバトルがしたい」がために悪の組織に所属している享楽主義者で、四天王のリーダー格でありながらドレッドの発展には関心はなく、更に組織への忠誠心は皆無。曰く「こんなものに忠誠を誓う奴なんてバカ」とまで吐き捨てている。

しかし、闇戦士のエリートを自負するだけあり、実力は本物。

愛機はシャイニングファイター型のアーマースタイル『ディム』。

一般メンバー

闇戦士(男):ドレッドの男性戦闘員。青色の髪が特徴。緑色のゴーグルをつけている。

闇戦士(女):ドレッドの女性戦闘員。赤紫色の髪が特徴。緑色のゴーグルをつけている。

研究員:紫色の髪。黒いサングラスをつけている。警備員と非常に似ているがこちらは白衣を着ている。

警備員:紫色の髪。黒いサングラスをつけている。研究員と非常に似ているがこちらはチョッキのようなものを着ている。

その他

  • ロボキチ

神出鬼没の老人コマンダー。使用機体は『独眼爺』で、高所から宙返りをキメる身体能力と独特のギミックを持ったホロセウムを自作する技術力を兼ね備えた高性能じいちゃん

かつてはドレッドに所属する科学者で、経緯は不明だがシノノメと対立し離反した過去を持つ(口ぶりから行き過ぎた犯罪行為に嫌気が差したようである)。

そのキャラの濃さや腕前故に一部の構成員から未だに覚えられており、「ヌハハハと笑う特徴的な人物で能力は高かったが、シノノメ様との対立で辞めた」との教えてくれる研究員がいる。

  • リヒト

主人公の同級生で嫌味な優等生。度重なる敗北から闇バトルに手を染め、終盤戦ではドレッドの一員として主人公と対峙したが返り討ちにされ自信を喪失。最終的にポリス隊に捕縛される。

『V2』激闘編でも度々登場するが裏の世界との繋がりは切れていないらしく終盤の2大組織の主要メンバーと連戦するステージで幹部達に紛れ込んでくる。

余談

・歴代の悪の組織でも規模は大きいがその実情は問題が多く、ロボキチからは「パーツの性能に頼りきっている」点、『V2』の用語集では幹部以上の結束が脆かった点を指摘されており、実際元メンバー(ロボキチ)の手引きにより表の実力者達の突入を許した事が壊滅の直接的な原因となった。

ゴライアスのコスチュームがダサいという理由でドレッドのメンバーになった人間もいるらしい。(ゴライアスの下っ端は男女共に全身タイツに覆面。わかりやすく言うとこんな感じ)

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