CV:後藤邑子(1999年PV)
黄色いバンダナが特徴の男勝りな少女。とにかく元気。
シンイチの幼馴染で、その繋がりから主人公の友達になる。ユリエとも友人の間柄。
残念ながらメインヒロインではないため主人公とは友人以上の関係にはならない。
愛機はエアリアルビューティー型のフレア。決め台詞は「勝っても負けてもうらみっこなしよ!」で、台詞の通りサッパリしていて切り替えの早い性格。
序盤の市民会館を舞台にした大会の決勝戦で主人公と戦うことになる。敗北後は次々と強豪コマンダーが現れたことで自分を見直しはじめ、シンイチをサポートに付けて戦闘力をアップさせる。グレートロボカップ予選にて再び主人公と激突するも敗北。本選出場は果たせなかったものの主人公を恨むことなく良き友人であり続け、終盤はユリエを助ける為に主人公らと共にドレッドのアジトに突入した。
…が、初代では序盤から登場するライバルキャラの一角だったものの次第にジェイクやカトレア等の強力なライバルがどんどん増えていき、シナリオの都合とはいえ急成長していく後輩コマンダーのハヤオにまで負け、シンイチにアドバイスを受けるも主人公に敗北、フカシが出ているグレートロボカップ本選にも出場できない(ただし、フカシはドレッド壊滅の功績を盾に強引に出場したが、カリンは辞退)等、よくよく考えるとその扱いはかなり不憫である。
忘れられがちだが、ロボカップ予選の表彰式の後にシンイチとすぐ帰宅せずロボステーション内を歩いていると、背中を向けてマップの奥に引き籠っているカリンに話しかけられるミニイベントがある。普段は負けてもすぐ切り替えられるカリンだが、この場面では流石にショックが大きく「びええええん!えーーーん!えーーーん!」と、彼女らしからぬ大泣きをする非常にレアな場面を見る事が出来るので興味のある人は忘れずに。
初代の続編の『V2』激闘編では念願のグレートロボカップ本選への出場を果たし、試合前に感極まるというシーンも見せるなど、初代よりも復権した姿を見せている。
また、『V2』激闘編の中で登場する旧作のキャラの中ではシンイチと並んで出番は多い方であり、2on2バトルの遊び方説明でもカリンとシンイチがガイドとして登場している。
メインキャラクターの一人であるが初代の主人公とは友達以上の関係にはならず、しかし、続編のV2において初代主人公に言及したりEDで初代主人公と一緒の場所に出演していたりと初代ヒロイン勢では相対的に絡みが多く、更にカスタムロボGXでは初代主人公に想いを寄せているような描写がある。
続編の『カスタムロボV2』、『カスタムロボGX』にも登場。ただしどちらもメインストーリーには絡んで来ない。
激闘!カスタムロボではカリンの性格を反映したと思しきヒロイン「サキ・ユキムロ」が登場している。ヒロインなので当然のことながら主人公との絡みが多く、そのほかカリンの不遇さをかなり改善したキャラでもある。