"ホロセウムのようせい"ベルのかれいな舞をとくとごらんあれ!
概要
カスタムロボシリーズに登場する女の子。BR以外の作品に登場している。
激闘!の時点での身長は167cm。体重は53kg。
GXにて名字が「円城寺」と判明している。
人物
ツインドリルヘアが特徴的なお嬢様。虫が苦手。
使用ロボはリトルスプリンター型のベル。ホロセウムの妖精を自称し、初代ではホーネットガンを愛用する。
『GX』ではストライクバニッシャー型のクナイを使用し、ホロセウムのマドンナを自称する。
『激闘!』ではリトルスプリンター型の試作機であるカラットをテストプレイ中。試作機の為、バトルで使うと違法ロボ扱いを受けてしまう。
カスタムロボ制作、パーツ開発、大会運営とカスタムロボ産業の最大手であるラムダ社の社長令嬢にして、会長の孫娘。
プライドがかなり高く、基本的に人を見下しているかの様な高飛車な態度をとり、一般人および並の実力を持つコマンダーには一切の興味を示さない。
活躍
主人公とは、カトレアに気に入られようと屋敷の園遊会にしつこく訪問していたフカシに忘れ物のIDカードを届けに向かった際に出会う。主人公が市民大会で優勝した実力者ということで強引に園遊会に入り込むことに成功するものの、当初は「その程度の大会で優勝したところでどうせ大した事はない」と、SPや執事をけしかけてその実力を試させていた。主人公が勝利しても、まだ戦う時ではないと優雅に笑い飛ばされてしまう。(なお、ついでに乱入したフカシに対しては関心を向けるどころかまともに会話しようとすらしない有様。)
しかしラムダ社主催のスーパーコマンダー・トーナメントで主人公に敗北。ショックを受けたもののすぐに「たまたま勝っただけ」と言い放ち、頑なに敗北を認めようとはしなかった。
……というのは表向きの話であり、主人公に初めて敗北してから努力と研究を重ねて人知れず実力を磨いていたことをじいやから聞ける。他人に弱みや泥臭い姿は見せず、その立場に相応しい誇り高さと気品さを持ち合わせていることが分かる。
最後はグレート・ロボカップ3回戦にて主人公と当たり、本気で挑むと宣言。敗北した後は「いい事?このまま無敗を貫きなさい。貴方がチャンピオンになった時、一番最初に倒しに行くのはこの私、カトレアですわ!」と、激励の言葉を送り胸を張って会場を後にした。
台詞の節々からも内面の変化が垣間見え、人間的に大きく成長したキャラといえるかもしれない。
立場的に当然といえば当然ながら、ドレッド基地での決戦には同行していなかった。
ヒロインとして
初代のヒロインには他にカリンやユリエがいるのだが、カリンはシンイチと「愛と友情のタッグ」を組んでいることから一部のファンにイイ関係だと言われていたり、ユリエはハヤオに淡い想いを寄せられていたりする為、プライドが高く主人公以外ノーマークなカトレアは結構いいポジションにいるような気がしないでもない(フカシが言い寄っているのは珍しいパーツ目当てだし…)。
特にグレート・ロボカップ本選待機中にラムダ社の会長は「ウチのカトレアを見なさい。もうキミに夢中じゃぞ。ふぉっふぉっふぉっ」と笑い、じいやも「お嬢様も一人立ちする時が来た」と感慨深い様子で、それに対するカトレアも「お、おじい様が変なことを言っても、ま、真に受けないでくださいね?」と戸惑いを隠せない様子で、唯一無二の注目に値する関係性であろう。逆玉…
「ラン科でもっとも大きくうつくしい花…、それがカトレアですわ
ああ、人々のしせんがいたい…、でも、うつくしい花は見られるために生まれてきたのですわ」
初代の1年後の話に当たるV2では、ロボ博士に提供されたホログラムで登場。ゲンタが「テレビで見たことあるよ」とコメントしていることから、初代に比べて露出が増え、名も売れている様子。
本物は激闘編にて初めて登場する。「カトレアの園遊会」という固有のコテージを持っているが、入ろうとすると「女性限定の園遊会だから男は参加できない」という理由で主人公と戦ってくれない。ユリエとフタバのアイデアで(女装をした状態で)戦うことが出来るようになる。
ちなみにルールはパーツレンタルバトル・女性型ロボ限定、相手コマンダーも全員女性というこだわりである。
なお、ロボキチと並んで初代で敗北時のポートレートが劇中で1度しか使われないというレアな扱いだったりする(初戦のスーパーコマンダー・トーナメントの一度きりで、それ以降は敗北しても主人公を認めて優雅に去っていく)。お嬢様らしく青ざめ口元に手をやるそれっぽいポーズである。ただv2激闘編では序盤から登場してすぐこのポートレートが拝める。
GXではヒコマロといういとこがいる事が判明。ヒコマロが主人公に敗れ泣きつかれた際「円城寺家に敵討ちなど似合わない」と言ってたしなめていた。(しかし後に正史である激闘!が販売され、こちらはパラレルワールド扱いになっている為、激闘!でもいとことしてヒコマロがいるのかは不明である。)
激闘!では後半に登場する。成長し、ラムダ社会長の秘書を勤めている模様。そして、初代主人公とは、メールのやり取りをするなど、交流が続いている事が分かる。