概要
全キャラクターの中で唯一初代から激闘!まで登場している皆勤賞キャラ。登場時の専用のBGMが用意されているなど、待遇が良いキャラクターでもある。
激闘!の時点での身長は161センチ。体重は90キロ。(161センチの人の平均体重は56〜57キロだと言われている事を考えると実は結構重い。もしかしたら、筋肉の量も含めての体重かもしれない。)血液型はB型。好きなことは頂点で苦手なことは特に無しである。
人物
ギャグキャラ兼トラブルメーカー。初代で下級生達がホロセウムを使いたがっているのに独占したり、ユリエが囚われている闇組織の施設で馬鹿正直に「ユリエを返してくれ」と発言し、敵を引き寄せるなど、何かとトラブルを起こしていた。
終盤ではグレートロボカップ本戦の一番手として登場。ドレッドのアジトからくすねて来たVレーザーガンを切り札に戦うも主人公に敗北する。
同作に登場するリヒトも主人公に敵意を燃やしており、歪んだ向上心から闇バトルに手を染め、果てにはドレッドの一員となってしまっている。しかしフカシにはこういった面はなく、戦闘前にも「くすねたと言っても違法パーツではない」と念押ししている。
ドレッド壊滅の褒美として特別枠でグレートロボカップに出場したような扱いではある(カリンにも同じ資格が与えられたが、辞退した)が、エンディングの描写を見る限りカトレアの傍にいるSPや執事よりは強い模様。
ロボ博士の特訓用ホログラムとしてデータが記録されており、実力はそこそこ認められているようである。
ゲーム中ではドデカンのダウン耐性を武器にショットガンやタックルなどいった1発の重い一撃を決めようとしてくるため対策ができていないと押し負ける危険がある。グレートロボカップ時のVレーザーガンは癖が強い武器だが、空中で性能が変わることを利用して壁からジャンプ撃ちで正面に撃ち込んでくることもあるため、意外と侮れない相手。カスタムロボが「相手に合わせてロボをカスタマイズする」ゲームであることをよく表現している敵であると言える。
続編であるV2では、旅立ち編でおさるのシーザーをお供にして登場する。(初代とは違う)闇組織の施設でトイレ掃除を任されたり、罠である落とし穴に掛ったり、激闘編でシーザーや他のサル達にクーデターを起こされかける等、災難に見舞われた。本作以降は1作目とはしゃべり方が若干異なる。この作品でジロウやトラジに効果があった精神コントロールを無効化するほどのとてつもなく強い精神力を持っているということが分かった。(ギャグキャラお決まりの現象…?)
また、激闘編のあるステージでは「人生、これカスタマイズ」という、彼の諦めの悪さをと何度も自分に合ったやり方を探して挑戦する心構えを組み合わせたかなり真っ当な格言を残していく。
激闘編のEDでもラストの隠しステージ3つ全てでポーズをとるなど優遇されている。
GXでは、無自覚ではあるが檻に囚われた主人公を助けるなど、主人公にとって利益になることをした。愛機は「ドデカンターボ」となり、今作唯一のファッティバイス型で、ロボの解説にもご丁寧にも「フカシ専用機」との記述がある。そうはいっても主人公も入手可能で、入手条件は複数あるが、どれも限定的なものばかりである。
BRでは彼のデータとバトルすることが出来る。彼の愛機のドデカンの生産が終了し、使えなくなった為、体型と性能が似たロボ、ファンキービッグヘッド型の「プレジャーヘッド」を使用する。ロボのカラーはイエローで、ガン・ボム・ポッドは全て「ジャイアント」の名を冠するパーツで統一されている。
激闘!ではオウムのデカドンを連れて登場する。愛機であるドデカンが少し汚れているなど、ズボラな一面が見られる。主人公にいちいち突っかかってくる。しかし、ストーリーを進めていくと主人公にドデカンをプレゼントしてくれる。