万聖節
ばんせいせつ
キリスト教のすべての聖人を祝う日。毎年11月1日に行われる。諸聖人の日
日にちの違い
なお、祝う日は教会により異なる。カトリックでは毎年11月1日で「諸聖人の日」と呼ばれる。一方、東方教会は聖霊降臨祭後の最初の日曜日に設定されている。
歴史
この風習は4世紀ごろ、正教会で始められたとされる。7世紀にカトリックにも取り入れられ、8世紀に現在の日にちに統一された。この日はキリスト教以前のヨーロッパにおける元日で死者を祭る習慣があった。カトリックとしてはこの日に被せることで、ヨーロッパの土着宗教を押さえる狙いがあったという。