ニーゴメイコ
にーごめいこ
私のことはいないものだと思って
人物
リンに続いて誰もいないセカイに突如現れた、(誰もいないセカイの)三人目のバーチャルシンガー。
黒を基調としたゆったりめのドレスを身にまとい、右手首に赤いリボンを巻いている。バーチャルシンガーのMEIKO、そして他のセカイのメイコたちと比べると目のハイライトが小さく、話し方も淡々としており、どこかミステリアスな雰囲気を醸し出している。
冷静で思慮深く表情の変化も少ないが、ルカの言動や行動に呆れた表情を見せたり、(奏たちの住んでいるところの)メイコの歌を聞いて優しげな笑みを浮かべたりと完全に無表情というわけではない。
自分がなぜここにいるのかわからず、その理由と答えを求めるために、ミク達とは違う観点でみんなを見守ることを決意する。その際「近くなり過ぎて見えなくなるものもある」という想いと、ニーゴのメンバーたちの問題を客観的に捉えるため、皆とはあえて距離を置いている。
冒頭の台詞やそのスタンスから一見冷淡に思われがちだが、エリア会話ではニーゴのメンバーとも普通に会話していたり、ニーゴのメンバーがメイコの記念日のお祝いをしたいという求めにはちゃんと応じたりと薄情というわけではない。
暁山瑞希の関係
瑞希の抱える秘密に呼応するかのように現れたからか、ニーゴの4人の中では特に瑞希の様子により注意を払っている。
瑞希本人も、メイコのスタンスや言動に驚いたり戸惑ったりすることもあるが「…メイコがいてくれるとなんか安心するんだよね」※1と一定の信頼を寄せている様子である。
誰もいないセカイのバーチャルシンガーたちとの関係
誰もいないのセカイのバーチャルシンガーたちとの関係も一歩引いてはいるが、完全に関わらないというわけではなく、リンの求めに応じてセカイで生まれた歌を一緒に歌ったり、レンの問いかけに答えてあげたりしている。
ルカの相手を揺さぶって変化を促すスタンスとは相容れないため、衝突することもしばしばあるが、お互いに考えを譲らないだけであって険悪というわけではない。