――お前は本当に、それでいいのか?
概要
プロジェクトセカイのユニット、25時、ナイトコードで。のセカイのKAITOの事である。
イベント「イミシブル・ディスコード」で初登場。
人物
無機質だったり、淡々としていたり、底が知れなかったりと感情が読み取れない者が多かったニーゴのバチャシンたちの中ではひと際異彩を放っており、荒々しい口調と激情を顕にしている。また衣装に関してもアシンメトリーなのは他のバチャシンたちと同様だが全体的に黒の部分が多く、一部には破れもある。このように刺々しいところが目立っていたが、3周年にて追加されたエリア会話においては、眠っているミクとリンに舌打ちをしながらもクッションを置いてあげたり、ミクと一緒にアイスを食べたりするなど、いわゆる『デレ』の部分を見せ始めたりもしている。
ニーゴのメンバーとの関わり
カイトとまふゆの会話からまふゆがお母さんに音楽をしたいことを伝えたことを知り、そこから改めてまふゆのために自分が出来ることをやろうと決心するきっかけとなった。カイトの方もエリア会話でまふゆの心にただ一つ響く音楽を作れたことに興味を示し、正直な感想しか言わないと前置きした上で音楽を聞こうとしている。
イベント「あの日、奏でた音色を」にて、彼女の音楽への想いを知る。その上で、過去の罪の意識から自身の幸せを考えない奏に「想いを殺すな」と迫る。
その後、奏がセカイに持ってきた曲のデモを聴いて、微笑みを浮かべた。
エリア会話では、奏の目の隈に気付くなり「……帰って寝ろ」と言うなど、彼なりに奏を気遣う様子が見られる。
本当の想いを見つけたにもかかわらずにいつまでも進歩がないことに苛立ちを感じ、強い言葉で彼女の想いを殺そうとする者に立ち向かうように言い放った。この影響からか、まふゆはカイトに会うことを恐れるような素振りを見せ、セカイに来た際もカイトが近くにいないことを確認している。
イベント「仮面の私にさよならを」では、母親との対峙に苦しむまふゆに、(壊れてかけているまふゆのスマホから何とか姿を出しながら)改めて檄を飛ばし、母親に立ち向かうように背中を押す。
その後のエリア会話では、このことでまふゆがカイトに感謝を伝える様子が見られる(カイトの方は「やれるだけのことはやった。今はそれで十分だろ」と返している)。
これ以降、まふゆがカイトに怯える描写はなくなり、他のバチャシンたちと同じように接しているようである。
自己紹介をした際のカイトの態度に「……なんでそんなとげのある言いかたしかできないわけ?」と反発されていた。エイプリルフールの限定会話の中ではその印象に関して「いっつもムッとしててトゲトゲした感じ」と称しており、限定立ち絵のセリフでも「うちのクラスのカイトがいい人すぎて、なんか違和感がある」と零していた。
「来るな」と言われたことに対して「塩対応」と称しつつも、いつもの調子で受け流した上でまた来ると言い、自己紹介の際も噛みつこうとする絵名を諌めるなど、全体的に刺々しい言動が目立つカイトに対しても他のバチャシンたちと変わらずに接している。
イベント「荊棘の道は何処へ」では、瑞希の様子に異変を感じ、その理由を本人に問おうとするが、メイコに止められる。最終的にはそれを了解した上で、瑞希には「自分の進むべき道は自分で決めろ」と助言した。
他のニーゴバチャシンとの関わり
「甘すぎる」※1
カイトの苛立つ様子やトゲのある言動に戸惑うこともあるが、エリア会話では一緒に奏の作った曲を聴いたり、アイスを分けてあげたり基本的には他のバチャシンたちと変わりない様子で接している。
「うるさい」※1
カイトに対しては冷たいと称しておりキツい言葉が多いカイトに対して言い過ぎだと意見したり、サイストでは(ルカの影響もあったが)一触即発になりかけたりと反発されている様子が多々見受けられる。カイト自身は上記の通りリンをうるさいと思っているが、エリア会話ではミクと共に眠っていた際にクッションを差し入れてあげたりと世話を焼く一面もある。
「……びくびくするな」※1
カイトのトゲのある言動に対して萎縮してしまう場面もあるが、時にはカイトを引き止めて自分の意見を話すこともある。
「面倒くさい」※1
ルカ自身はカイトの様子を面白がっているようで、カイトのニーゴメンバーに対する感想がどう変わってゆくのかを楽しみにしていたり、エリア会話では(カイト曰く「イライラとする」)話を延々と聞かせたり、カイトがどんな反応してくれるの見たいために一方的に絡んだりしている(その様子を見ていた瑞希は二人の周りだけ空気が氷点下&めちゃくちゃ悪くなってると感じていた)
「話は通じるがスタンスは理解出来ない」※1
エリア会話やイベスト内でも多少の会話を交わすが、メイコの性質上カイトともあまり関わりがないようである。一応、ルカから延々と話を聞かされていたカイトに対して「よほど暇な時以外は相手にしない方がよい」というアドバイスを受け入れたり、サイストにてリンといざこざを起こした際にも助言を聞き入れていた。イベント「荊棘の道は何処へ」では、瑞希を巡るスタンスの違いから対立する場面が見られたが、最終的にはメイコの意思と考えを察し、瑞希に対しての介入を最低限に留めていた。
※1 『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク 公式ビジュアルファンブック Vol.3』のキャラクター相関図より
関連動画
関連イラスト
余談
全てのセカイのバーチャルシンガーたちの中で、最後に実装されたバーチャルシンガーである。
ニーゴカイトは長い間(約2年)登場していなかった為、ファンによる想像の作品が多く見られた。
一応2022年のエイプリルフールの際に、存在を匂わすような発言だけはあり、その際にワンダショメイコがかなり口調のくだけたカイトを想像していたが、ニーゴリンは「………そんなカイトは、イヤ」と否定していた。(その後ワンダショカイトに頭を撫でられ(うちのカイトってどういう感じなんだろう?)と少し興味がわいていた様子だった。)
ファンたちによる想像の作品
関連タグ
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