「ふふ。『いいね』いっぱいついた。━━けど…」
「私はただ、もっと上手くなりたいだけ」
概要
(旧)
承認されたいという気持ちが強く、SNS依存気味。
父親は有名な画家で、自身も絵を描いて投稿していた。
それを見つけた奏に声をかけられメンバーに。
サークルでは主に動画用のイラストを担当している。
(公式サイト/CHARACTERより転載)
(新)
『25時、ナイトコードで。』のイラスト担当。
絵の才能のなさに苦しみながらも努力し、酷評されても描き続ける心の強さを持つ。
はっきりとした性格で、母親に意思を伝えないまふゆにイラついていたものの、
出会った時からの変化は感じており、仲間として大切に見守っている。
(公式X(旧Twitter)アカウントより転載)
プロフィール
性別 | 女性 |
---|---|
誕生日 | 4月30日 |
身長 | 158cm |
学校 | 神山高校(夜間定時制) |
学年 | 2-D→3-D |
趣味 | 絵を描くこと 自撮り&SNSにアップ エゴサーチ |
特技 | ファッション小物のリサーチ 料理の食材当て |
苦手なこと・もの | 朝起きること |
好きな食べ物 | パンケーキ チーズケーキ |
嫌いな食べ物 | にんじん |
一人称 | 私 |
CV | 鈴木みのり |
容姿
茶色ショートヘアと茶色瞳を持つ少女で、こめかみの部分にリボンで結んだ一本の三つ編みが結われている。日常服は地雷系のファッションが多い。
新旧のユニット衣装はどちらも黒を基調としたスカートスタイルで、旧ユニット衣装は胸元に自身の代表色のリボンがあり、新ユニット衣装はスカートの裾に花柄の装飾が施されている。
人物
『25時、ナイトコードで。』のイラスト担当。サークルで活動する際のハンドルネームは、本名から取ってえななん。
宵崎奏がネットに投稿した曲のイメージイラストを描いていたところ、奏の目に留まってサークルに加入した。
承認欲求が強く、強気で負けず嫌いな性格。
基本的に回りくどいことを言わずストレートに感情表現するタイプだが、意外と面倒見がいい姉気質なためサークル外の後輩からも好かれている様子。
絵を描くのが好きで画家を志すが、所謂「天才」と呼ばれる程の才能が無いことを自認しており、描き続けても誰にも認めてもらえないのではないかという不安、思うように描けない無力感に一時は筆を折る寸前まで追い込まれる。
「誰かに認めてもらいたい」という言葉がストーリーで頻出する一方で、「誰かに認めてもらわないと描き続けられない自分」に対して葛藤するシーンも。弟に似て才能に抗う努力家である。
趣味で自撮りをしてはSNSに上げて承認欲求を満たしており、フォロワーは4ケタ越え。
しかし、イラストを投稿しているアカウントの方は反応が増えないことに悩み、伸び続けるフォロワーに虚しさも覚えている。
尚、イラスト投稿アカウントでは自撮りアカウントやニーゴの絵師であることを一切関連付けておらず、純粋に絵のみを評価してもらいたいという心情が垣間見える。
また、対人関係では随所で他者の心の機微に聡く些細なことにもよく気がつく一面を覗かせる。悩んでいる姿に気がついたら迷わず「友達が何かに困ってたら、力になりたいのは当然」と一歩踏み込んで手を差し伸べられる人間である。
父親との関係
父親は天才と評される画家。絵名自身も父親の影響を色濃く受け、画家を志している。
しかし、画家になるため美術科のある高校を受験しようと意気込んでいた中学時代の絵名に対し、絵名の父は「お前に、画家になれるほどの才能はない」と一蹴。
画家を生業とすることの辛さを知り、絵名にその辛さは耐えられないだろうと心配しているがゆえの発言ではあるのだが、このことがきっかけで絵名と絵名の父はすれ違い、絵名は父に対して会うのが嫌なほどのコンプレックスを抱いている。
その後、父親に絵の実力を認めてもらえなかった悔しさから、父に頼らず一人で画家になろうと努力するものの上手くいかず、高校受験も失敗。
現在は神山高校の夜間定時制に通っている。
本人の絵はストーリー内で「独特」「不思議な雰囲気がある」「ドロドロの色」(それぞれ楽曲のコメント欄、二葉、リンから)評されている。絵名のカードイラストでは確かに色使いが特徴的な絵名自身が描いたと思われる絵が拝めるので気になる方は是非。
交流関係
25時、ナイトコードで。
ニーゴの作曲、作品管理担当。
過去の経験から強い自己承認欲求を抱くようになった絵名に対して、心を動かす曲を作り純粋に絵そのものを評価し認めてくれた奏の存在はまさに「救い」であった。他者に素直になれず突っかかることの多い絵名だが奏に対してはデレデレで、強い信頼を置いている様子。バレンタインでは何食わぬ顔で奏の住所を聞き出そうとしていた。
ニーゴの作詞、ミックス担当。
自身と対照的な「天才」である彼女に対して複雑な思いを抱いていたが、ストーリーを経て「持つ者」の内面に触れたことで関係性も変わってきている。
まふゆが考えを素直に言うようになってからは容赦のないダメ出しにいちいち言い返しているが、その言葉を聞いて自らブラッシュアップに取り組むなど、以前ほど悪くない間柄。
何だかんだ大切な仲間であり放って置けない相手のようで、「願いは、いつか朝をこえて」などイベストでの2人のやり取りは必見。
ニーゴの動画制作担当。MV制作の相方である。
よく「負けず嫌い」「ツンデレ」とからかわれているが、ファッションなど共通の趣味を抱え休日によく2人で遊びに行くなどかなり仲が良い。
「シークレット・ディスタンス」の終盤、車内で瑞希が浮かべた苦しそうな表情を見ており、以降何かと気にかけるようになる。
瑞希の抱える悩みをいつか話して欲しいと思っているが……
「ボクのあしあと、キミのゆくさき」では普段の掛け合いから一枚めくった二人の関係や絵名のまっすぐな人柄が顕著に出ている。
ユニット外での交流関係
絵名の弟。よく口論をしているが、買い物や出かける時はよく付き合わせている。
「喧嘩するほど仲が良い」という事なのだろう。強情を張る絵名を窘める事もある。
また、やりたいことを見つけられず、半ば自棄になっていた彰人にストリートミュージックの道を勧めたのは絵名である。
ちなみに姉弟でチームを組むとプレイ中に特別な掛け合いが聞ける。
中学校の頃からの友人。バラエティ番組に出たことをクラスメイトにからかわれていた愛莉を絵名が助けたのがきっかけ。
この2人でチームを組んでも特別な掛け合いが聞ける。
余談
声を演じる鈴木みのり氏はLeo/need - Journey to Bloom『STELLA』で女生徒の声も担当している。
公式なニックネームはニーゴ内でハンドルネームとしても使っていた「えななん」だが、それとは別にユーザー間では「なーん」と呼ばれていることもある。
関連イラスト
関連タグ
外部リンク
瑞希との関係について
※以下、ユニット・イベントストーリーのネタバレを含むため閲覧注意
「そしていま、リボンを結んで」では絵名と瑞希の出会いが明かされた。
父親に夢と絵の才能を否定され、高校受験にも失敗した絵名は絵を思うように描けないことに苦しみ、希死の念すら抱えていた。そんな時、偶然「K」の曲に出会い衝撃を受け、夢中でその曲のイラストを描き上げる。自身のSNSのアカウントに投稿するもののしばらくは反応が無かったが、当時不登校になっていた瑞希から曲とイラストを見つけてMVを作ったことを知らされ、共作のものとして動画サイトに投稿。それを発見したKが2人にDMを送り、承諾。ニーゴに加入する。
その後ユニットストーリーで対面するまで顔を合わせたことは無く、互いの名前も知らなかったが、MVを共作する関係上会話しながら作業することが多く、気が合ったため仲は良かった模様。実際にセカイで対面し、雪がニーゴで素を出すようになってからは2人が会話(雑談)の中心になったのもあってか、よくショッピングに行くなど「仲の良い友達」となった。
「シークレット・ディスタンス」の終盤で瑞希が浮かべた苦しそうな表情に気付き、その後瑞希から打ち上げなど外で会うことの提案が減ったこともあって気にかけるようになる。
「ボクのあしあと キミのゆくさき」で瑞希の異変に気付き、瑞希の発言やMEIKOの助言を受けて悩んだ末、学校の屋上で瑞希を見つけて「話すまでずっとそばで待ち続ける」ことを約束し、「だからいつか瑞希から話して」として一旦の区切りをつけ、元の関係に戻る。以降は時たま釘を刺しつつも瑞希が抱えている秘密に触れることはなく、母親のことで苦しむまふゆを共に支えた。
しかし…
さらなるネタバレ
※以下、イベントストーリーの重大なネタバレを含みます。
『荊棘の道は何処へ』『傷だらけの手で、私達は』イベントの読了を強く推奨します。
後悔しませんね?
進級後のイベントストーリー「荊棘の道は何処へ」にて、神高文化祭が終わり、絵名に打ち明ける場所を屋上に決めた瑞希は絵名と共に屋上に向かうが、瑞希のクラスメイトに養護教諭を探す手伝いを頼まれ絵名に屋上で先に待つように頼む。
その後屋上で絵名は瑞希を待っていたが……
突然後夜祭をサボりに入ってきた全日の男子生徒から、「瑞希の秘密」を知らされてしまう。