私のことはいないものだと思って
概要
スマホゲームプロジェクトセカイの25時、ナイトコードで。の「誰もいないセカイ」に登場するMEIKO。
2021年4月11日開催のイベントストーリー『シークレット・ディスタンス』から登場。
人物
リンに続いて誰もいないセカイに突如現れた、(誰もいないセカイの)三人目のバーチャルシンガー。
黒を基調としたゆったりめのドレスを身にまとい、右手首に赤いリボンを巻いている。バーチャルシンガーのMEIKO、そして他のセカイのメイコたちと比べると目のハイライトが小さく、話し方も淡々としており、どこかミステリアスな雰囲気を醸し出している。
冷静で思慮深く表情の変化も少ないが、ルカの言動や行動に呆れた表情を見せたり、(奏たちの住んでいるところの)メイコの歌を聞いて優しげな笑みを浮かべたりと完全に無表情というわけではない。
自分がなぜここにいるのかわからず、その理由と答えを求めるために、ミク達とは違う観点でみんなを見守ることを決意する。その際「近くなり過ぎて見えなくなるものもある」という想いと、ニーゴのメンバーたちの問題を客観的に捉えるため、皆とはあえて距離を置いている。
冒頭の台詞やそのスタンスから一見冷淡に思われがちだが、エリア会話ではニーゴのメンバーとも普通に会話していたり、ニーゴのメンバーがメイコの記念日のお祝いをしたいという求めにはちゃんと応じたりと薄情というわけではない。
ニーゴのメンバーとの関わり
メイコ自身のスタンスから普段はあまり深く関わろうとしないが、時と場合によっては関わりを持ったりアドバイスをすることもある。
イベントストーリーでは会話をする場面がほとんどないが、エリア会話では奏にあやとりを披露したり、彼女に泳げるかを尋ねた上で湖に落ちないように気をつけるようにと話す一面もある。
奏同様、イベントストーリーでは会話をする場面がほとんどないが、エリア会話で色々なしがらみから寝不足に陥り、ふらついているまふゆに対し、自分に寄りかかって休むことを勧め、ゆっくり眠れる日が来ることを心の中で願ったりとなんだかんだでまふゆのことを気にかけている様子である。
瑞希の抱える秘密に関してなんとかしたいと思う彼女に対して、話すことがよくない結末を呼ぶこともあり、すべての人にとって絶対に正しい方法なく、誰かが手を差し伸べることが余計な苦しみを生むこともあると伝えた上で、絵名が見守ることが、瑞希の力になるかもしれないと伝えた。これをきっかけに絵名は瑞希の抱える悩みは瑞希自身から話してくれるまで待つと決めることとなった。メイコは絵名のことを「自分の信念を変えない——変えることのできない子」と評している。
瑞希の抱える秘密に呼応するかのように現れたからか、ニーゴの4人の中では特に瑞希の様子により注意を払っている。
瑞希本人も、メイコのスタンスや言動に驚いたり戸惑ったりすることもあるが「…メイコがいてくれるとなんか安心するんだよね」※1と一定の信頼を寄せている様子である。
イベント「荊棘の道は何処へ」では、瑞希の異変にいち早く気付き、その理由を本人に問おうとするカイトをいつもの態度からは想像も出来ないほどの様子(カイト曰く、殴り掛かってきそうな剣幕)で必死になって止めていた。そして自らの抱えているものに迷い苦しむ瑞希に対しどんな結末になろうと最後まで必ず見届けると改めて見守ることを告げた。
誰もいないセカイのバーチャルシンガーたちとの関係
基本的にはニーゴのメンバーたちと同様に、誰もいないのセカイのバーチャルシンガーたちとの関係も一歩引いてはいるが、完全に関わっていないというわけではない。
「あの子達のことをもっと教えて」※3
最初からセカイにいたことや彼女の寄り添うスタンスから自分の知らないまふゆたちのことを聞いたり、ミクとの会話をきっかけにリンたちと話をすることもある。ミクもメイコの考えをリンやレンに分かりやすく伝えたり、みんなと距離を置いてあまり話さないメイコを気にかけることもあり、時にはみんなの変わりにメイコに伝言を伝えることもあるが、ミク自身はメイコのスタンスに関しては特に異を唱えることはない。
「素直になればいいのに」※3
なかなか素直になれないリンに対して内心素直になれば良いと思っている。リンはすぐどこかに行ってしまうメイコに少し不満を覚えることもあるが、リンがまふゆたちのために歌の練習をしているのを見守ったりリンの求めに応じて歌を一緒に歌ったりとメイコからリンに寄り添う一面もある。
「別に何もしないわ」※3
あまり話すことはないがレンからはきっと優しいと思われており、実際に自分がまふゆたちのために何が出来るのか悩むレンの問いかけに答えてあげたり、アドバイスを送ってあげたりしている。
「考えかたが相容れない」※3
相手を揺さぶって変化を促すスタンスとは相容れないため衝突することもしばしばあり、時にはルカの横やりを警戒して自分のポリシーを曲げて絵名にアドバイスを送ったりしたこともあった。ただしこれはお互いに考えを譲らないだけであって険悪というわけではない。ルカの方は、メイコ相手に舌戦を繰り広げることもある一方で、暇つぶしにいたずらしたりとカイトの時と同様にその反応を楽しむこともある。
「思想は理解出来るけど、相容れない」※3
彼女の性質上ほぼ関わりがなく、エリア会話やイベスト内で多少会話を交わす程度であるが、メイコからカイトに声をかけることは珍しいことらしい。(一応、エリア会話にてルカに絡まれているカイトに対してアドバイスをしたり、サイストにてリンと険悪になってしまったカイトに対して助言をしたりとこちらも険悪というわけではないようだ)
イベント「荊棘の道は何処へ」では、瑞希を巡るスタンスの違いから対立している場面も見られ、お互いのやり方は相容れずそれはこれからも変わらないが、瑞希が抱えているものに触れないでくれたことに感謝する一面も見せた。
その他
- ミクやリンたちと付き合っている内にあやとりができるようになっており※2、ルカと奏の求めに応じて「東京タワー」を作った際も見事な手捌きを披露し(奏曰く、「指の動きが速くて、何がどうなってるのかわからない………」)実はあやとりが上手という意外な一面を見せた。
- プロセカ内で(オリジナル、バーチャルシンガーを含めて)最も星4カード追加の間隔の空いているキャラでもある。(ニーゴメイコは初登場兼星4カード追加は上記の通り2021年4月11日で、3年経った今でも追加がされていない)
※1 2021年のMEIKO記念日限定ボイスより
※2 エリア会話より
※3 『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク 公式ビジュアルファンブック Vol.3』のキャラクター相関図より
関連イラスト
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