「音楽もサークル活動も…あの子の人生には必要ないと思うのよ」
CV:豊口めぐみ
※注意
このキャラクターは、その所業故にアンチが非常に多く、時折過剰なキャラヘイト表現や、「似たような人物」など本来の記事内容の趣旨からズレた書き込みが行われる事があり、それが原因となって編集合戦へと発展する事も多々あります。
原則中立性のある記事を保つ為、そして無益な編集合戦及び、演者への風評被害を防ぐ為にも、そういった悪意を含んだ書き込みは極力控えるよう、お願い致します。
概要
音楽ゲーム「プロジェクトセカイ」の登場人物で、「25時、ナイトコードで。」のメンバー・朝比奈まふゆの母親。41歳。ニーゴのメインストーリーにて初登場し、その後はニーゴのイベントストーリーにも何度か登場した。当初立ち絵やボイスはなかったが、イベント「イミシブル・ディスコード」で初登場。まふゆと似た外見で物腰柔らかで優しげに見えるが…。
さらに眼鏡を掛けた夫がいる。
ちなみに彼女の好きな食べ物はケーキ、嫌いな食べ物はジャンクフード。趣味は料理。
性格・人物
一見すると、娘にも優しく接する普通の母親であるが、同じユニットのメンバーである瑞希曰く「自分の価値観をナチュラルに押し付けてくるタイプの母親」。実際にストーリーでも自分のやらせたいことをやらせ、娘の夢をやんわりと拒絶しており、まふゆが自分を見失うようになってしまった全ての元凶である。またまふゆが大事にしていたシンセサイザーを必要ないものと判断して捨てようとしている辺り(後にまふゆの人格形成に大きな影響を与える)、ユーザーの中には「本当は娘を大事にしていないのでは?」と予想する者もいる。
更に不要なものとしてゴミに出したはずのシンセサイザーが娘の部屋に置かれていた為、まふゆを問いただす事態に陥っており、話し合いの結果「まふゆは音楽を一旦やめる」事になってしまった。
ストーリー「灯のミラージュ」でも再登場し、幼い頃にまふゆが風邪を引いてしまった際には家の冷蔵庫にあったりんごをウサギ型に剥いて食べさせたり、まふゆの側で見守ったりしており、娘を大事にする心は残っていたと思われていた。
しかし、更に後のイベントストーリー「迷い子の手を引く、そのさきは」では、まふゆの回想において幼少期の頃に迷子になっていたことが明かされた。その時に「まふゆが『悪い子』になってしまったのではと怖かったのよ」と言ったり、まふゆの手を強く握ってしまった為に「痛い」と言われており、後にまふゆが自分を忘れてしまう原因を作ってしまった(ますますプレイヤーからは毒親である可能性を指摘されてしまっている)。
まふゆママは他にもこんな事をやっていた?
- 娘の交友関係について「(勉強を)教えてもらえないとできない子より、競える子と一緒にいた方がいいでしょう?」と暗に対等でない子と一緒にいることを咎める(一方で有名画家の娘の絵名と交友があると聞くと、態度を軟化して東雲家に泊まることを許す等、親の職業や肩書きによっては交友を好意的に捉えてくれるケースもある)。
- 娘が人形展に行くことを伝えた際に「せっかく時間を使うなら、人形より絵画を見たほうがいいんじゃないかしら。教養も感性も深まるわよ」と自分の価値観基準でダメ出しをする。
- 「交友関係について事細かに尋ねる」「娘のパソコンを勝手に覗く」等の行動を行う、娘の学校生活や日常までを監視する。
- 娘の決めた進路をやんわりと否定し、自分が「こうであって欲しい」という願望の為に既に決定した進路を勝手に消そうとする。
- 娘が白雪姫役になった際に、そのクラスメイトの子が用意した衣装のデザインが「あんまり良くなかったから」という理由で自分で作り直す(その際にドレスを作り直すことに関して、当のクラスメイトの子に同意を得たか自分で勝手に作り変えたかはわからないが、娘の反応からすると後者の可能性が濃厚)。この際、「まふゆが気に入らないドレス」と発言していたが、まふゆ本人がドレスについて不満を零す描写は本編中には見受けられない。
- 娘が幼少期に遊園地で迷子になってしまい、やっと娘を見つけた時は「どうして言うことを聞かなかったの?」と、自分の不注意を棚に上げる。
- 自分の思い通りに事が進まないと、「お母さん、まふゆに何かしてしまったかしら……」と責任転嫁するような言い方をする。
- 娘のパソコンを調べた結果、音楽活動をしていたことが判明すると分かるや否や奏に対して「雪と音楽活動をするのを控えていただけないでしょうか」というメッセージを送信。
- 「学校の課題を間違えて消されると困るから」という建前で「パソコンを勝手に見ないで欲しい」という娘の言葉に対し、「あの詩も、課題だったのかしら?」とその建前を見抜いている上でわざと揺さぶりをかけ、「お母さんはまふゆの事を信じているわ」「まふゆは夢を叶えるために必要な事が何なのかをちゃんとわかってるって」と娘にプレッシャーをかけるような言葉を言う。
こうして彼女は娘のまふゆに対して上記の行動を行っている。しかし上記の文章で示した通り、まふゆが母の出した選択について不満を言うシーンは一切ないので、(完全かはわからないが) 無理に母の意見に賛同している 可能性もあるがどうなのだろうか……。
母親、ついに娘に牙を剥き始める
「25時、ナイトコードで。」の進級前最後のイベント「仮面の私にさよならを」第8話にて、ニーゴのメンバーそしてセカイのバーチャルシンガーたちの後押しを受けてようやく自分の想い、そしてニーゴのみんなと活動を続けたいと伝えたまふゆに対し「あなたを本当に想っているのはあの子(=奏やニーゴのメンバー)じゃない!お母さんなのよ!!」と声を荒らげるシーンが出てきた。さらにこのストーリーの少し前に「パソコンを買ってあげたのも、楽器を使わせたのも失敗だった」「こんなことになるなら、何も与えるんじゃなかった」と娘に対して激怒、まふゆが家を出て奏の家に行く直接の要因になっている。
後にまふゆの父が奏達と対面してから、奏が真っ先に母親がまふゆに対して危害を加えていた旨を伝える。それを聞いたまふゆの父は「お母さんも良くなかった」と言いつつ、「でもそれはお母さんがまふゆの事を想ってやったのではないか」と半分同情していた。
まふゆママはどうしてこうなった?
「音楽もサークル活動も…あの子の人生には必要ない」という発言や自分のやらせたいことをやらせ、娘の夢をやんわりと拒絶しているなどと言った点から、ある程度の推測は可能である。
そのためプレイヤーからは、とあるユーザーが書いた上記の漫画のように『元々まふゆママも何らかの形でまふゆのようなことをされていたのではないか?』などと考察されている(実際、インターネット上や毒親被害者の体験談・毒親について綴られた書籍などでは、「毒親に育てられた子供も毒親になりやすい」とする意見も存在する(当然ながら誰もがそうなるわけではないが)ため、真偽の程はともかくとして説得力自体はある)。
不要なものとしてシンセサイザーをゴミに出したり、自分の価値観基準でダメ出しをしたり、まふゆの決めた進路を否定したり、責任転嫁するような言い方をしたりしているのもそもそも自分が過去にまったく同じことをされており、それをまふゆにも無意識的にしてしまっているから……だとすれば、すべて辻褄が合う。
また公式からまふゆ母の現在の年齢は41歳だと明かされており、高校生の母親にしてはあまりに若すぎる。
まふゆは現在(進級後)の時点で18歳であるため、逆算すると23歳という若さでまふゆを出産していることになる。
そのことから、まふゆ母も何らかの事情や過去を抱えている可能性が高まることとなった。
余談
- 各ストーリーでまふゆの過去が語られる際に両親も登場するが、当時から普通とは言い難い教育を施していた為、「まふゆママがクズすぎる」「教育の仕方を変えた方がいいのではないか」と評されている。
- 尤も価値観の押し付けは、状況によってはロジハラ(ロジカル・ハラスメント)というハラスメントに該当する。自身の価値観を持つ事も大事だが、それにこだわり過ぎて周りの意見を切り捨てるという状況になり、人を傷つけてしまう事もある。自分の意見だけにこだわり過ぎず、相手の意見も素直に受け止める事が大切である。
- しかしファンの解釈によっては、「こういう一面があるだけで、根はしっかりとした親なのでは?」とも予想されている。
- その上、ファンからの認識が変わり、厳密には毒親ではない定義を持つ人達もいる。その中には「愛し方そのものが間違っていただけで、娘に対して自分なりのエゴを押し付けた訳ではない」という意見も散見された。また、「愛し方さえちゃんとしてれば大丈夫」との意見もあり、豆腐達からは和解の描写を期待する声もある。
- しかし一方で、絵名が有名人の子供と判明するや否や露骨に態度を軟化させる(同じくまふゆの友人の立場で直接対面した奏には明らかに見下した態度で接していたのに)など世間体を重視していると思われる描写がある、明らかにまふゆが大切にしているであろうシンセサイザーやパソコンを勝手に奪うなど愛情によるものとは考えづらい行為も行っている、などの理由から、「やはり子供を愛しているのではなくあくまで自分のことしか考えていないのでは?」という反論もある。
- その上、ファンからの認識が変わり、厳密には毒親ではない定義を持つ人達もいる。その中には「愛し方そのものが間違っていただけで、娘に対して自分なりのエゴを押し付けた訳ではない」という意見も散見された。また、「愛し方さえちゃんとしてれば大丈夫」との意見もあり、豆腐達からは和解の描写を期待する声もある。
- 更に鬱展開は様々な作品でも見られていたが、ここまで母親キャラの経緯と存在が重く描かれたのは、奏ママ以来。
- もっと言うと母親キャラの中で最初に立ち絵と表情がしっかり見えたのは、奏ママだったりする。まふゆママも当初はまふゆのカードイラストで後ろ姿のみは見えてはいたが。
- ただ現段階のストーリーの中では、流石に娘に対して手を出すような描写が無いので、ある程度親としての自覚はある模様。「自分を見失う前のまふゆは何事もなく普通に過ごしていたのでは?」という意見も一定数挙がっている。
- イベントストーリーでボイスが追加され、当初声優は発表されていなかったもののその特徴的な声色から「豊口めぐみ女史ではないか?」とも言われていたが、見事にその予想が的中する事となった。
- 上記にも「まふゆママは明らかに愛し方を間違えている」と書いたが、このような行為を娘に向けていなければここまで言われる事もなかったかもしれない。
- しかし彼女は彼女なりにまふゆに対して「医者を目指して色んな人を笑顔にしてほしい」という思いで見守っていたとしたら、まふゆママの叶えようとしている気持ちはある程度理解できるかもしれないが…。今の所真偽は不明である。
- 上記に注意文の記載があるが、『個人の感情を超えて「〇〇だから寄ってたかって殴っても良い」』わけではない。担当声優はもちろんのことだがキャラクターに対しても、過度な誹謗中傷は控えてコンテンツを楽しんでほしい。