CV:新垣樽助
概要
音楽ゲーム「プロジェクトセカイ」の登場人物で、「25時、ナイトコードで。」のメンバー・朝比奈まふゆの父親。これまでメインストーリーやイベスト等の随所でも出番があったが、ワールドリンクイベント「水底に影を探して」にて初めて立ち絵とボイスが追加された(立ち絵を見る限り、まふゆの耳の形は彼譲りのものだと思われる)
まふゆが家を出た際は出張で家を離れており、まふゆの家出から数日後に事情を知って奏の家を訪れ、まふゆと対面を果たした。
心配した様子で「お母さんもよくなかった」と言いつつも「まふゆの事を想ってやったのではないか」と告げ、一緒に家に戻って皆で話しあいをしないかと提案。しかし未だに怯えた様子のまふゆを見てまだ時間が必要と判断。まふゆを託す事を奏にお願いした。
このように当初は精神的に追い詰められる一方となっていたまふゆを心配しつつ、間違った形とはいえまふゆを思って行動していた妻の方も擁護する等、家族間では中立的な立ち位置をとっており、これに関しては、「妻に頭が上がらない恐妻家だから」なのか、「まふゆの肩ばかりを持ってしまう事で妻の心を追い詰めたくないから」なのか、プレイヤーの中で意見が分かれていた。
後にイベスト「灯を手繰りよせて」にて、まふゆの父は、まふゆが幼い頃より仕事が忙しく、普段からあまり家にはいなかったため育児はほぼ妻に任せる形になっていたことが判明した。これにより、まふゆの父はまふゆの様子を妻から聞くことでしか現状を把握出来ていなかったのではないかと推測される。
またこのイベストでは雷に怯える幼いまふゆを安心させるために手を握って眠れるまで側にいたり、これまでまふゆを理解出来ていなかったことを省みて、まふゆを理解するために積極的に動いたり、まふゆの心を治すための病院を探したりと娘想いの優しい父親としての面が明らかになった。
そしてまふゆの口から家出した夜のことを聞いた後は、自分の思い込みがまふゆを苦しめていたことを知って謝罪をし「まふゆがやりたいことをしていい」「何があってもお父さんはまふゆの味方だ」と改めてまふゆの意思を尊重しようとする姿勢を見せた。