概要
高橋良輔の初監督作品。創映社の第2作目で、前年の『ハゼドン』の失敗を受け、企画内容を海洋冒険からSFに切り替えた。
『サンダーバード』の日本版権者だった東北新社が「和製サンダーバード」をコンセプトとして企画し、子会社である創映社の第2号作品として制作させた。視聴率的には失敗に終わった『ハゼドン』に対し、本作は視聴率の面で成効した。
初期はゼロテスターも異変調査・救助任務の中で結果的に戦闘に至るシナリオになっていたが、度重なる路線変更で戦闘色を強めていった。
次回予告の最後には「来週もこのチャンネルにチャージしよう」のセリフが必ず入れられていた。
なお、メカニックデザインとしてクレジットされている「ジョン・デドワ」は架空の人物で、その実態はスタジオぬえの事実上の前身であるSF企画会社クリスタルアートスタジオであり、現スタジオぬえ関係のものとしては最初のテレビアニメである。
関連イラスト