今泉力哉
いまいずみりきや
今泉力哉は、日本の映画監督、脚本家。
概要
1981年2月1日生まれ、福島県郡山市出身。
福島県立安積高等学校、名古屋市立大学芸術工学部視覚情報デザイン学科卒業。卒業制作の映画が不満足なものに終わり、一旦映画監督を諦める。シナリオを書きたいと思っていたが、普通にシナリオ学校に行ってもつまらないと考え、大阪NSCに26期生として1年間通う。同期には和牛、かまいたち、藤崎マーケット、天竺鼠などがいる。在学中は「コジカケーキ」や「子連れ」というコンビを組んでいた。しかし、NSC講師の放送作家数人から「本当は物語をやりたいんでしょ」と指摘されたことでお笑い芸人の道を選ばず、映画の道へと戻る。
上京して映画学校ニューシネマワークショップを受講。映画館アルバイトを経てENBUゼミナールの職員として、山下敦弘のワークショップアシスタントなどを経験。その傍ら、自主制作映画を作る。
『たまの映画』や『終わってる』を監督したのち、2012年、モト冬樹生誕60周年記念作品『こっぴどい猫』を監督する。2013年、『サッドティー』が第26回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に出品される。2014年、『鬼灯さん家のアネキ』を手がける。2016年、『退屈な日々にさようならを』が第29回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に出品される。
その後も『愛がなんだ』や『アイネクライネナハトムジーク』、『パンとバスと2度目のハツコイ』、『ちひろさん』、『からかい上手の高木さん』等数多くの映画・ドラマを手がけている。