13番(20世紀少年)
じゅうさんばん
浦沢直樹による漫画『20世紀少年』の登場人物
「俺は13番……いや、田村マサオだ」
概要
ともだち組織のヒットマン。本名は田村マサオ
“ともだち”の信者であったが、のちにプロの暗殺者となる。
人物
眼鏡を掛けた男性。初登場時は坊主頭であったが、2014年時にはスキンヘッド、ともだち暦3(2018)年には短髪に無精髭と登場毎に容貌が変化している。
普段は暗殺者として活動しているためか、友民党などの表立った活動はしておらず、“ともだち”暗殺後の幹部会議に現れたさいには、山崎から「おまえの来る場所ではないぞ」と責めたてられる。
経歴
名門・お茶の水工科大学の学生であったが“ともだち”と出会ったことでその信者となり、高校時代の恩師であるドンキーを“血まみれの男”(演:遠藤憲一)と共にビルから突き落とし、“ともだち”の過去を知る宗教家・ピエール一文字(演:竹中直人)を包丁で刺殺した。
2014年には囚人番号の13番という名で海ほたる刑務所に収監されていた(拘束されているわけではなく所長や看守からは敬語で接されている)。
カンナを暗殺しようとしていたホクロの巡査を殺害し、しばらく身を隠していたが、2015年に万博の開催セレモニーでローマ法王の暗殺を実行するも“ともだち”を誤射してしまう。
ともだち暦3年では組織を離れ北海道の製菓工場に潜伏していたが、食料を探しにきたコンチと行動を共にし、ヘリコプターで東京に向かう。
“ともだち”が全てを告白し東京が混乱するなか、自身の人生に決着をつけるためにヘリコプターで空飛ぶ円盤に特攻をしかけ撃墜することに成功し、自身は失明したのちに息を引き取る。
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