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※注意※ この記事は20世紀少年最大のネタバレ要素となるので、十分注意の上閲覧する事。


概要編集

ケンヂ達の同級生。


ケンヂ達からは「理科の実験が大好きなカツマタ君」と呼ばれており、「フナの解剖の前日に死亡し、その幽霊が夜な夜な理科室で実験をしている」という噂が広まっていた。


※ネタバレ注意※


















カツマタくんにメロメロ!


実は彼こそが“ともだち”の真の正体であった。


小学生時代の回想に登場した、常にナショナルキッドのお面をつけていた少年(サダキヨではない方)の正体も彼である。


来歴編集

ケンヂ達の通う駄菓子屋にはウルティモマンフーセンガムの当たりがでると貰える宇宙特捜隊バッヂがあった。


ある日カツマタは当たりくじを引くも店主が不在だった為、くじを店先に置きバッヂと交換するも、ケンヂがバッヂを万引きしたことで店主から万引き犯だと間違われてしまう。


その現場を見たフクベエから「お前は今日で死にました」と言われてしまう。

以後、カツマタは学校中から存在を無視され、いつしか死んだ人間として扱われるようになってしまう。


中学校時代には孤独に耐え切れず飛び降り自殺をしようとするも、ケンヂが校内放送で流した『20th_Century_BOY』を聴いて思い止まり、一時はケンヂと友達になろうとした。


が、結局相容れることは無く、成人後“ともだち”を名乗り教団を立ち上げる。


“血のおおみそか”ではお面を外し素顔を晒すも、ケンヂはフクベエと思い込んでいたためカツマタの名前を思い出すことはなかった。


その最期編集

世界大統領という人類社会の最高位に着いた彼は、遂に自ら全世界に向けて「血の大晦日」などの悲惨な事件の数々が、“よげん”ではなく全て自分がやった事だと告白する。そしてフクベエらが書き上げた“しんよげんのしょ”に自らが書き足した世界滅亡のシナリオ通りに行動を開始する。


最期の切り札として用意していた反陽子爆弾を起動させるため、ケンヂ達がともだち一派打倒のために作りあげた完璧な2足歩行ロボットのリモコンを強奪。更に世界中を混乱させたウィルスを載せた円盤も起動させ、再び世界にウイルスをばら撒こうとするも校庭で対峙したケンヂから「ごめんな………ずっと後悔してた………」と、膝をついて謝罪を受ける。


その直後、13番の特攻で墜落した円盤に押し潰され、最期はケンヂにリクエストしたボブレノンを聴きながら死亡する。


その後編集

完結編の『21世紀少年』ではケンヂがヴァーチャルアトラクションに入ったことで少年時代の彼が登場する。


少年時代のケンヂから万引きに関する謝罪を受け、中学校の屋上では大人のケンヂから


「よお、お前さ……カツマタ君だろ」


と語りかけられるも、カツマタはケンヂに一瞥するだけで何も語らず、そのまま屋上を去り作品は完結した。


実写版編集

演:佐々木蔵之介/神木隆之介(中学生)/黒羽洸成(小学生)


実写版ではフクベエが普通の小学生であったため、ヤマネと“しんよげんの書”を作ったのも、サダキヨに命令していたのも全てカツマタになっており、少年時代のフクベエの動向は全てカツマタに置き換わっている。


余談編集

  • カツマタの本名

序盤でチョーさんが“ともだち”の正体を探るため、ケンヂ達の小学校の卒業アルバムと名簿を50音順に確認するシーンがある。

「6年3組……安斉行雄、飯田務……石倉俊文、遠藤健児、落合長治……」「………!!」

んどう→ちあい、とくると次はとなるので、実写版同様にカツマタというのが本名である可能性が高い。


関連タグ編集

20世紀少年 万丈目胤舟

ソシオパス ラスボス

冤罪

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