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概要

漢字表記は遠藤健児

本作品の主人公。

少年時代は仲間達と共に秘密基地を造り、また「ヒーローになること」を夢見ていた。中学生になってからはロックミュージシャンを目指していたが成功せず、その後は母親のチヨとともに実家のコンビニを経営、平凡な生活を送っていた。

少年時代に秘密基地での遊びで書いた”よげんの書”の出来事が、“ともだち”とその一派によって実行されていく事で事件に巻き込まれていく。よげんの書の存在を知る、かつての幼なじみたちとともに行動を起こす。

人物像

直情型で感情的になることが多い。原作者・浦沢直樹によると「自分(浦沢)はあそこまでバカじゃない」とのこと。

幼少期からリーダー気質であり、クラスの人気者であった。クラス中の話題の中心であり1970年には、肝試しで「本物の幽霊をみた」としてクラスの話題をかっさらい、大阪万国博覧会の土産話でクラスの人気者になるはずであった通称“万博組”を嫉妬させた。

仲間がピンチになったり傷つけられたりすると、怒りをあらわにして駆けつけるほどの熱血漢でもあった。

大人になってからは仲間の命を第一に考える仲間思いの一面がある一方で、自身の命を顧みず行動にでる自己犠牲的な一面がある。

2015年以降の記憶を取り戻してからは、物事を冷静に受け止め達観したような節があるが、危険を恐れずに行動することもしばしば見受けられる。

来歴

1969年(小学4年)の頃から秘密基地をつくり、そこで地球侵略から自分達が世界を救う話を“よげんの書”に書き記す。オッチョが秘密基地持ってきたラジオの影響で後のギターに興味を持つようになる。

また、フクベエから万博の話を聞き興味を持つようになる。

1970年(小学5年)、当初は大阪にいるオッチョの親戚に万博に連れて行ってもらうはずであったが、ケンヂの父が交通費をだすのを渋ったためか万博にいけなくなる。

オッチョやヨシツネ、モンちゃん・コンチ・フクベエら数人を誘い首吊り坂の屋敷に肝試しに向かう。フクベエとサダキヨの仕掛けた巨大テルテル坊主を一蹴するが、その後オッチョと2人でテルテル坊主の背後を通っていった影を追った結果、“本物の幽霊”を見る。

1971年、この頃から秘密基地での集まりが少なくなる。

正確な時期は不明だが、ボーリング場建設に伴う打ちこわしによって秘密基地を失う。

夏休み最終日にドンキーが理科室で“何か”を見た日、ケンヂは熱をだして寝込んでいた。

1973年、中学2年のケンヂが放送室に駆け込み、ロックを流す(1巻冒頭&終盤のシーン)。

父親が亡くなってからは姉が家業を継ぎ、本人は軌道に乗っていたロックバンドを続けた。

実家の酒屋をコンビニに変え、失踪した姉の娘(姪)カンナを育てる。

1997年、お得意先であった大学教授の失踪事件を皮切りに、周囲で不可解なことが多発する。

そして小学生時代の友人、ドンキーが死亡した事を切っ掛けに地球を守る事を決意。

かつての仲間達を集結させ2000年12月31日(血の大みそか)に“ともだち”に立ち向かい、ロボット内部に侵入。“ともだち”の正体を暴こうと尽力するが21世紀になった瞬間に大爆発が起こり、巻き込まれ命を落とした……?

以下ネタバレ

死んだと思われていたがロボットの操縦室が丈夫に作られていた為奇跡的に生存。

一時は記憶喪失に陥っていたが、記憶を取り戻して以降は矢吹丈と名乗り、“ともだち”を止めるために東京を目指す。

実写版

演:唐沢寿明/田辺修斗(中学生時代)/西山潤(小学生時代)

主に1章と最終章に登場(2章ではラストに登場する)。

原作と異なり“ともだち”からリクエストされなかった為、最終章の音楽フェスでは『ボブレノン』を披露する。

ヴァーチャルアトラクションに入り少年時代の“ともだち”と対面するシーンでは、原作にはなかった解説及び謝罪するシーンが描かれた(この部分は後に原作完全版に逆輸入された)。

余談

ケンヂの少年時代や青年時代のエピソードはそのほとんどが原作者・浦沢直樹の実体験がモデルとなっている。

  • バッヂの万引き
  • 中学時代に『20th Century Boy』を流す
  • 万博に連れていってくれなかった
  • 同窓会で知らない同級生に話しかけられる

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