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血の大晦日

ちのおおみそか

「20世紀少年」の作中に起きた事件。20世紀最後の日に起きた世界的バイオテロのこと。
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概要編集

浦沢直樹の漫画作品20世紀少年の作中に起きたテロ事件。

作中では“血のおおみそか”と表記される。


20世紀最後の日である2000年12月31日大晦日、巨大ロボットによる破壊行為と世界中で未知のウイルスによる、大量殺戮がなされ、大量の死者を出すことになる。


この事件から世界を救ったとされる“ともだち”は後に救世主として世界中に名を馳せ、首謀者とされた主人公のケンヂとその一行は世界的に歴史的罪人として指名手配されることとなる。


だがその実情は、“ともだち”による自作自演の事件であり、ケンヂ一行は「よげんの書」にある予言を阻止するため、ともだちに立ち向かったというのが真実である。


カンナが高校生になる頃には近代史の教科書に載るほど歴史的な事件として描かれており、巨大ロボットに立ち向かうケンヂ達の後ろ姿が「巨大物体を操るテロリスト集団“ケンヂ一派”」として記載されている。

余談編集

当初は、8巻でケンヂと“ともだち”が対峙した際に大爆発が起こりビルが倒壊するシーンが描かれる予定であったが、9.11の影響でケンヂが『ボブレノン』を歌うシーンに差し替えられた(大爆発するシーン自体は11巻で描かれている)。

作者曰く「『ボブレノン』は9.11で亡くなった人への追悼の曲」

関連項目編集

テロ

20世紀少年

ともだち

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