ギャルズパニックS2
ぎゃるずぱにっくえすつー
概要
1990年に1作目がゲームセンターで稼働して始まった『ギャルズパニック』シリーズの一つで、1999年の本作はシリーズ7作目に当たる。
全12ステージ(ただし、9ステージ目以降に挑戦するには9ステージ目をクリアする前に100%クリアを最大4回達成しないといけない)の中から12人(と隠しキャラ)の中からステージごとにランダムにキャラが選ばれ、陣取りゲームを行う。
自機の移動速度をアップさせる『スピードアップ』等の通常アイテムのほかに、13枚全て集めることでステージのキャラのグラフィックを変化させる『エクストラコイン』。そしてゲットしてステージクリアすると、本作の目玉要素スーパーカネコダイヤルを利用する上で必要不可欠な電話マークのアイテム『TEL』も存在する。
登場キャラ
登場キャラは12人+隠れキャラ1人の計13人。
その12人の内8人はカネコが制作した脱衣麻雀ゲーム『VS麻雀乙女繚乱』からの再出演の為、該当キャラ達の詳細は個別記事を参照。
本作が初登場のキャラ達
CV:るい→天神有海・るり→青木静香 キャラクターデザイン:桃区
仲良しの双子少女。るいが姉、るりが妹。見た目も服装も同じなので非常に見分けが付き難い。
本作のロリ担当とも言える容姿だが、こう見えて二人とも18歳の高校3年生。
デモムービーでは制服姿だが攻略時には体操着姿になる珍しいタイプ。
CV:天神有海 キャラクターデザイン:O.Ri
カメラを常に所持している新聞部所属の高校2年生。
各キャラの情報に詳しい情報通な力を持っているらしく、それもあってか本作のパンフレットに記載されている攻略のヒント『彼女が独自に調査したもの』という設定になっている。
何気にブレザータイプの制服で新規キャラの中で唯一学生服を脱衣させてくれる存在。
少し片言な日本語で話す、アメリカ出身の留学生。
アンナミラーズ風の制服でウェイトレスとしてレストランで働いている。
性には開放的なのか脱衣シーンはなかなか積極的に身体を見せてくれるので人気は高い。
CV:甲斐田ゆき キャラクターデザイン:山桜桃
緑髪ロングヘアと眼鏡。赤いスーツ姿が特徴の女性で、数学教師として学園に勤務している。
本作で唯一の年齢20代であり、脱衣シーンでは大人の色気を醸し出して誘惑する。(ちなみに何故か脱衣シーンによって下着の色が黒や紫に変化する)
CV:雪江れな キャラクターデザイン:やながわ理央
本作の隠しキャラクターでありラスボス的存在。その攻略難易度は脅威的。
その名の通り少女型アンドロイドなのだが、何故か関西弁で話す。
肌の質感は人間とあまり変わらないらしく、武装を外せば何ら普通の少女と変わらない。
彼女を攻略した際はアンドロイド故、肌を見られても恥ずかしいという感情が皆無で、むしろ自分を攻略した主人公の強さに惹かれて憧れと好意を示してくれる。
『VS麻雀乙女繚乱』から登場のキャラ達
女子サッカー部所属のスポーツ少女。
黒の短髪というボーイッシュな見た目通り、勝気な性格で男言葉で喋る。
CV:田中涼子 キャラクターデザイン:キャプテン.キーゼル
テニス部所属の少女。
小麦肌と緑髪が特徴の強気なタイプ。
CV:雪江れな キャラクターデザイン:キャプテン.キーゼル
陸上部所属のタンクトップ姿の少女。
VS麻雀乙女繚乱ではそう言った要素は皆無だったが、本作では何故かお嬢様言葉で話す。
天文部所属の天真爛漫な少女。
主人公の事を星の王子様と認識しており、最初から好感度が高い。
CV:松本美和 キャラクターデザイン:千石紫
新体操部所属のレオタード姿の少女。
失敗も多いが身体の柔軟さを活かして日々練習を積んでいる努力家。
CV:菅原文 キャラクターデザイン:コミリン
弓道部所属の少女。
弓術の腕前はVS麻雀乙女繚乱の頃は見事だったが、本作のデモシーンでは何故か嘘のように下手になっている。
バレー部所属の下級生の少女。
主人公のことを先輩と呼んで慕っており、概ね好感度が高め。
CV:菅原文 キャラクターデザイン:木村屋いづみ
バトン部所属のチアガールな少女。
VS麻雀乙女繚乱の頃から人気が高く、本作でその色気に魅了された人も多い。
スーパーカネコダイヤル
本作独自のシステムで、前述のTELをゲットした状態でステージをクリアするとそのキャラから電話番号を教えてもらうことができ、実際にその番号に電話をかけるとそのキャラのプライベートな情報を聞くことができた(また、『本作をゲームクリア』及び『そのキャラのステージを100%クリアする』を達成するとそれぞれ別枠で電話番号を教えてもらえる)。
VS麻雀乙女繚乱にもテレフォンサービスは存在していたが、本作で再登場したキャラ達はボイスが新録された為、新規内容を聴ける事が出来たので設定を多少深く掘り下げられた。
全体的な内容はVS麻雀乙女繚乱の時と同じく雑談を交えた他キャラとの繋がりや設定が聴けたほか、こちら側に対する好感度高めでアーケードゲームでは見せられない裸パンツの後の展開などR-18寄りの攻めた話を示唆してくるのも健在。
残念ながら現在はこのサービスは終了しているため、ゲームで表示される電話番号にかけても繋がらない。