ルシファー(グラブル)
ぐらぶるのるしふぁー
今、全てを滅ぼそう
概要
年齢 | 不明 |
---|---|
身長 | 175cm |
種族 | 星の民 |
趣味 | 探究 |
好き | 自由意志 |
苦手 | 夏 |
CV | 櫻井孝宏 |
シナリオイベント「どうして空は蒼いのか」シリーズに登場するNPCでありキーパーソン。
最初はシルエットのみの登場だったが、「失楽園」にて本格的に登場。ルシフェルと瓜二つの顔を持つ、フードをかぶった男。
天司長ルシフェルからは「我が友」、ベリアルからは「ファーさん」と呼ばれている。
海外版での名前はLucilius。古代ローマの人名として実在し「ルキリウス」と読む。「ファーさん」は「Cilius」と訳されている。
天司達を筆頭とする星晶獣の生みの親にして『研究者』でもある星の民の一人。研究と実験にしか興味のないマッドサイエンティスト。ベリアルの言動によれば、星の民はなにかに執着したり強烈な感情を抱くということは少なく、『力』に執着する黒衣の男と同列の、『知』に執着する異端の星の民として描かれる。
空の民の進化を促すことを目的とし、様々な目的を持つ天司たちを制作した。しかしその研究過程で神々の思惑に気づき、その予定調和を唾棄し、すべてを作り出した創造神の仕組んだホメオスタシス(恒常性維持機能)に反逆し超越することを目指すようになる。やがてその思想はすべてを無に帰す『終末』に行き着き、本編より遥か昔、自らが生み出した分身であるルシフェルに討たれ死亡した。かに思われたが……?
『断る。俺は俺のために生きる。』
『000』どうして空は蒼いのかPart.IIIにて、ベリアルの手によってルシフェルの首から下を利用する形で復元される。
当初は半覚醒の状態だったが、目的の違いが露呈し決裂した黒衣の男とベリアルの死闘の勝敗が黒衣の男に傾いたかに思われた刹那、完全に覚醒し復活。
黒衣の男に二度にも渡り致命的な一撃を与えパンデモニウムの底へ叩き落とすと、追ってきた主人公一行の相手をベリアルに任せ、彼の計画する『終末』の最後の障害にしてサブプランともなるエテメンアンキへと赴く。
エテメンアンキにて神々への反逆を止めるべく立ちふさがる預言者から『創世神の意思への干渉は看過できない。』こと、そして『貴方は自身の写身であり、不完全な存在。故に完全な存在としてルシフェルを作った。』という衝撃の事実を告げられる。
しかしその事実すらも一蹴。逆にそのことを利用してエテメンアンキすら破壊できる力を得るためのコアとすべく交戦・撃破するも、その一連の行動は預言者の策であった。
エテメンアンキの質量をパンデモニウムに叩き落とす『終末』のサブプランの実行を開始。それを止めるべく立ちふさがる主人公一行の前で彼を吸収し、漆黒の十二枚羽と赤と金色の剣を携えた姿へと変貌する。
元ネタは神撃のバハムートの破壊の熾天使ルシフェル。彼の設定を参考にキャラメイクを施されている為共通点こそ多いものの、神バハの彼とは別人である。因みにローブのデザインはナイツオブグローリーに登場したドラゴンルシフェル(神バハからの出張)の幼竜形態と酷似しており、此方を参考にした可能性が高い
その力は圧倒的で、天司長の力と四大天司の力による六枚羽のサンダルフォンや主人公一行が束になってかかっても全くと言っていいほど歯が立たず、サンダルフォンは自身が囮になることで主人公一行を逃そうとするも、既に大切な仲間として彼を見ていた主人公一行はそれを拒否し、彼を守るべく立ち塞がる。
その姿を見て、心から『彼らを守りたい』と思ったサンダルフォンの願いに呼応するように、ルリアの持っていたルシフェルが遺した白い羽根が輝き、新たに純白の六枚羽根が顕現。
自身の羽根と四大天司の羽根、そして純白の天司長の羽根を持つ12枚羽根へと変貌を遂げる。
今まで使命と復讐だけで戦ってきた天司長にとって、自らの守りたい願いの元、最終決戦へと至る。
『何者にも染まらぬ漆黒の十二枚羽根』と『様々な想い・心を乗せた極彩色の十二枚羽根』。その決着は後者へと傾くこととなる。
倒れたルシファーは、尚しぶとく生きていたベリアルの手によって主人公一行からは「見逃された」ものの、預言者の策によって次元の狭間へと飲み込まれ、「また身体を張るのか」とぼやきながらも不敵に笑う「狡知」を司る堕天司と共にどことも知れぬ次元へと消えていった。
マルチバトル
『終末は間もなく成就する』
『000』どうして空は蒼いのかPart.III実装後、彼とのHIGH LEVELマルチおよびそれによって製作可能な専用武器「終末の神器」が実装された。
通常はシナリオイベントで見せた十二枚羽根の姿そのままだが、HARD版のみ、黒き翼のHPを減らしていくと肉体が消失し、武具から露出していた人間の部分が、美青年から青黒い亡霊のような姿へ変貌する。(尚このデザインはグラブル独自のものであり、元ネタの神バハには存在しない)ボイスとしては「次なる次元」へ移行するとのことだが、それ以降姿が変貌することはない。今の所は。
公式からは、NORMAL版はシヴァHLを上回る難易度を想定されており、HARD版に至ってはあの神撃、究極の竜HLを上回る最高難易度を想定されている。
通常攻撃が凄まじく攻撃力の高い全体攻撃となっており、HARD版では常時ファランクスが必須なレベルになっている。このマルチバトルの代名詞とも言える「パラダイス・ロスト」には3種類が存在するが、詳細は下記。
「見ているか、ルシフェル…パラダイス・ロスト!」
HARD版においては開幕時に「パラダイス・ロスト」(無属性3万ダメージ+召喚不可(3T)の先制攻撃)を行ってくる他、バフごとに個別の条件を満たさないと解除されない12のバフ「12の試練」や参戦者全体で6名以上戦闘不能になると強制敗北となる特殊効果「終末へのカウントダウン」など非常に厄介な要素が揃っている。しかも制限時間が驚愕の30分と、スピーディーに倒さなければならないので、非常に厄介とされる。各属性を極めた六人が集まって初めて互角に戦えるようになる上、下記の仕様から他属性キャラクターの出張も最初はできない。2019年7月時点ではゲーム内最強にして最悪なボスである(もっとも、廃人によって実装から4か月後にソロ討伐が達成されたが…)。
パラダイス・ロストには
・マルチバトル開幕時に行う無属性3万ダメージのもの
・本体と随伴する黒い羽のCTが同時にMAXになった状態もしくは羽を撃破せず本体HP35%に到達した際に繰り出される、ランダム属性かつ「全属性のダメージをカットする」カット技無効で8~9万ほどのダメージを与えるCT技(特殊技)版
・本体HPが10%及び3%になった時に発動するランダム属性99万9999ダメージのHPトリガー(特殊行動)版
の3種類が存在する。
開幕のものは編成の工夫によりキャラクターのHPを3万以上に保つことで、特殊技並びに35%版のものは無敵を付与するアビリティや全体攻撃でも庇うことのできるアビリティの使用や防御力を上げるアビリティや召喚効果や武器スキルの効果によりライフで受けることで、10%及び3%版のものは特殊技版と同様の対処や「全属性カットが無効でない」事に着目して100%カットを行うことで、それぞれ対処できる(要は10%と3%のものはプロバハが行う『大いなる破局』と同様の対処ができる)。いずれも対抗手段がない場合は全滅不可避の極悪な攻撃手段であるが、対処方法がそれぞれ存在することが通常の6人での攻略、そしてソロ討伐の糸口になる。
(余談だが、ダメージは3万→8~9万→999999と上昇しているが、不可避→全属性カット無効→あらゆるカットが可能、と段階的に御しやすくなっていることがわかる。本体が行う攻撃の1つ『ポース・ポロス』も序盤は最も攻撃力の高い者を狙うが後半はHPが最も減っているものを狙う様に変化しており、このあたりルシファーの焦りやあくまで研究者であり戦士ではないこと、などのフレーバーが行動に反映されている興味深い事例ではないかと筆者は考える)
彼を撃破することで作れる「終末の神器」は6属性2種類の12本が存在し、編成に1つしか入れられない代わりに非常に強力。
しかし最終強化には「HARD版をサブメンバー含めて全員の属性を統一した状態でクリアする」
ことで手に入る称号の報酬が必要になる。
(例として火属性統一でクリアすると火属性の神器の強化に必要なアイテムが手に入る)
つまり得意な属性で素材を集めて他の属性の武器を作ることができない仕様になっている。
他にもプロトバハムートHLやアーカーシャの素材、さらにはヒヒイロカネまで要求される。
グランブルーファンタジーヴァーサス:ライジング
堕天司の王 降臨
『ライジング』で追加されたストーリー第3部のボス兼シングルモード隠しボスとして登場し翌年1月16日にキャラクターパス第1弾のキャラとしてルシファー参戦。
今作のDLCは『ストリートファイターV』に近い形式で、ゲーム内通貨「ルピ」を稼げば理論上無課金で解禁可能。ただその値段と毎日ルピの入手量が…
シングルモード(プレイヤー版含め)と対戦時の顔グラフィックが違う。
DLC購入特典は『終末の神器 Lv230解放セット』
読んで字の如く、限界超越が実装された終末の神器をLv230(3段階目)まで解放することができる。
VSR内で発行されるシリアルコードを本家で入力することで交換ページに移動でき、そこでどの属性のセットを交換するか選択できる。
専用の上限解放トレジャーである終末のヴォロンテと終末のアームも同梱するため、ショップのトレジャー交換から武器を交換してすぐ限界超越が可能だ。
各ゲージ管理が大事
格闘ゲームキャラクターとしての特徴はリーチの長い大剣を操り、有利と拘束時間の長い高性能飛び道具「イブリース」と壁コンボ用突進技「イスカリオテ」と追撃可能の打ち上げ技「ポースポロス」(中版)で相手を圧倒する。プレイアブル版でもほぼそのままの高性能だが、アビリティのクールタイムまでもアビリティ+(強ボタン版必殺技)クラスで非常に長い。その代わりブレードゲージというがあり、アビリティまたは特殊技を使うたびにクールタイムが短縮されると言う仕組み。最大はレベル5だが次ラウンドに引き継がれない、だいたいレベル2-3くらいで他キャラクターと同じ程度のCTになる。開幕スキが少ないイブリースとワープ技テセラを使えばブレードLV1に、あとはCT待つながら確定状況でポースポロスやイスカリオテ絡みのコンボで攻める。
CT長い以外の欠点は「ノーゲージ無敵技がない」、それらを解消するためUポースポロスと奥義系を上手く運用する必要があり、攻守どちらもパワーゲージ依存度が高い。
ボス版の場合は?
バブさんやアバベリとは違い、シングルモードボス版とプレイアブル仕様は少々異なる。「ブレードゲージ無しかつアビリティクールタイム短縮済み」「パワーゲージ初期値は難易度次第で増える」二つの特性に加え、コンティニュー不可なので油断すると事故死になる。
ストーリーモード(RPGモード)3部版ファーさんはもっとやばい。負けイベント初戦は回避不可HP1化攻撃のパラダイスロストを使い、再戦の決着直前ではQTEを発生する強敵に。