パラレルワールドの蜂
なんかむし
概要
2024年2月16日から始まった長編に登場する蜂。本エピソードの中心となる怪異であり、後述する通り、ターゲットを指す事でパラレルワールドを作ると言う、ちいかわに登場する怪異の中でもかなり凶悪な性質と壮大な能力を持った蜂である。
しかし、そんな恐ろしい虫にも関わらず、外見や振る舞いはごく普通の蜂の様であり、ラスボス級の力を持つ生き物が、前触れなく普通の日常に出てくるちいかわ世界の理不尽さに、数多くの読者が改めて震撼した。
外見・能力
外見は一見すると、ややデフォルメされた様な姿の蜂であり、大きさはちいかわの耳ほどの大きさをした、ずんぐりむっくりとした体型の、ファンシーなデザインの蜂である。
特徴的なのは、後述のパラレルワールドに関する能力から頭を刺すと言う事である。
この蜂に頭を刺されると、後に高熱が出てダウンしてしまい、刺された者のイメージするパラレルワールドが作成される。
パラレルワールド
この蜂の生み出すパラレルワールドは、大きな特徴として以下のようなものがある。
- 現実の物事とは人物や店などがちょっとずつ違う(作中では、ラーメン屋が郎から豚に、レギュラーキャラクターのキャラデザが微妙に違うなどの変化があった)
- パラレルワールドを生み出した人間にとって、都合の良い世界になる(ちいかわの生み出したパラレルワールドでは、試験に受かっている。討伐ランキングで上位になる。などのちいかわの夢が叶った世界になっていた)
- このパラレルワールドに来るのは、蜂に刺された者ではなく、蜂に刺された者を看病した者(作中では、蜂に刺されたのはちいかわだったが、パラレルワールドに来たのは、ハチワレ)
ネタバレ
パラレルワールドの蜂の真の生態
この蜂は、刺された者の頭に「パラレルワールド」を植え付け、そのパラレルワールドが脳と混じり合ったところで、吸って食べると言う性質を持っていた。パラレルワールドを吸い尽くされた者は中身が空っぽになってしまうと言う事実上の死を迎えることになる。
しかも更に悪いことに、植え付けられたパラレルワールドは周囲に居る者も取り込み、味を濃厚にする性質を持ち、パラレルワールドに取り込まれた者は、パラレルワールドを生んだ者が蜂にパラレルワールドを吸い尽くされると、パラレルワールドの住人になってしまい、二度と元の世界に戻る事ができなくなってしまう。
つまりこの蜂は、ターゲットに定めた者と、その周囲の者を時間差で食い殺すと言う、恐るべき性質を持った蜂だったのだ。
関連タグ
Hunter×Hunter、Bloodborne、ジョジョリオン…奇妙な生態と能力を持つ生き物が多数登場する作品。この蜂の持つ能力を彷彿とさせる設定や能力を持った敵がよく出てくる事から、話題に上がった。