「俺は六平国重を 心から愛している」
概要
日本中を股にかける武器商人で、裏社会の大物とまで呼ばれる男。
六平国重が作った六本の妖刀の一つ、「刳雲」の所有者。
人物
裏社会の人間らしく残虐非道で、目的のためならば手段を選ばない。それがたとえ女子供、妖術師の世界とは関係ない一般人を殺す事であったとしても。
しかし一方で六平国重を心底敬愛したり、自分とは違う見方をしているチヒロの信念を認めたりと、妙に人間らしい部分も存在する。
と言っても彼が見ているのはあくまで「人を殺す武器を作る刀匠としての国重」であり、実際の国重がどんな人間だったのかは「知りたくない!!」と強めに否定している。
能力
妖刀「刳雲(くれぐも)」
六平国重が作り出した六本の妖刀の一つ。
チヒロの「淵天」と同じく、状況に合わせて三つの属性を司る。その際、竜のような形の雲が現れる。
「鳴(めい)」
属性は雷。
三つの属性の中で最も殺傷性が高い。しかしその分溜めを必要とし、高出力の雷を放つほどインターバルを要する。
後に、雷を纏う事による超速移動も実現させた。
「結(ゆい)」
属性は氷。
氷の塊を作り出す。攻防のバランスが良く、範囲や大きさも自在。
「降(こう)」
属性は水。
陽動、目眩ましと応用が効く。比較的溜めを必要としないため、素早く高出力の水を放てる。
「雷」と合わせる事で、より強力な電撃を浴びせられる。