太平洋戦争で使われた大日本帝国陸軍の軽戦車、
皇紀2595年(西暦1935年)に採用されたため九五式
またルノーFT、ルノー乙型に続き三番目の軽戦車だったため「ハ号」とも呼ばれる(イ、ロ、ハ)
快速戦車を実現すべく軽量の車体(7.4トン)に6気筒120馬力の空冷ディーゼルエンジンを装備し、ために機動性は良好だった、しかし軽量化のため装甲厚は最大で12ミリしかなく、また狭い砲塔は一人用で車長が砲手と装填手も兼ねねばならず使い勝手は決して良くはなかった。
太平洋戦争時にはすでに旧式化し非力化していたが、本車はその軽量のため南方の島嶼に配備され米軍と交戦、そのためアメリカ映画に登場する日本軍戦車としては代表格になっている。
(ウインドトーカーズ、硫黄島からの手紙、など)