ゲーム概要
ウォーロイド(WARROID)はSHARP X1 シリーズ用として 高田義広(たかたよしひろ)氏が開発し、1984年12月に アスキーから発売されたハイスピードアクションバトルゲーム。 1985年10月18日にアスキーより発売されたMSX版はイエローホーン(小松田裕一氏)が開発を担当している。なお、MSX版はロム版以外にMSX・FANのスーパー付録ディスク14に、『オールディーズ』としてディスクエディションが収録されている。
ストーリー
『EXOAII WARROID(エグゾアII ウォーロイド)』(X1版)
西暦1999年、わずかな誤解が元で始まった異星文明エグゾアの地球支配に対し、国連宇宙軍は月へ逃げ細々と抵抗を続けていた。そして2年後、最後の地球奪還作戦が開始され、その囮として国連軍の最新兵器FX1-BSは単独で地球へ向かった。そして今、数々の難関をくぐり抜け地球に降り立ったFX1-BSが見たものは、2年前の爆撃によって時空の混乱した地上と、至る所をうろついているエグゾア軍のウォーロイドだった。変形してウォーロイドになれるFX1-BSは、囮として出来るだけ長く生き延びて多くの敵を倒すことが目的だ。もう後戻りは許されない!
『Warroid(ウォーロイド)』(MSX版)
西暦1999年、わずかな誤解がもとで始まった異星文明エダゾアの地球支配に対し、国連宇宙軍は月に逃げ、細々と抵抗を続けていた。特に国連宇宙軍を悩ませたのは、エダゾアの使う高性能戦闘マシン、通称ウォ一ロイドであった。しかし、国連宇宙軍は2年間の研究の後、これに対抗できるだけの性能を持つウォーロイドの開発に成功し、大規模な地球奪回作戦を開始したのである。
そこで君の任務は、このウォーロイドに搭乗し、地球上を徘徊するエグゾアのウォーロイドを1機でも多く破壊することである。健闘を祈る。
ゲームシステム
1プレイモード
実質上のストーリーモードにあたるモード。全16面構成で内訳は1面~15面が防衛戦で第16面が陣地争奪戦となっており、16面で勝利する(引き分けは敗戦扱い)事で奪われた地球の一部を奪還する事が可能となっている。人類側(プレイヤー)の勝利の条件は『バトルカウンタ』を全て地球側の色(青色)にするつまり地球の奪還に成功する事となっている。その為最短での勝利条件は48戦(16×3周)中48勝0引き分け0敗の全戦全勝と厳しいものとなっている。
ウォーロイド・マップコンストラクション
月刊ログインの1986年1月号掲載されていたWARROIDのエディットマッププログラム。
自作のマップを作製する事が可能となっている。
なお、MSX・FANのスーパー付録ディスク16に読者からの提供を受けてオマケコンテンツとして収録されている。
関連イラスト
関連タグ
テグザー:本作『Warroid』をヒントに作成されている。