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XBOX360の編集履歴

2012-09-15 18:57:12 バージョン

XBOX360

えっくすぼっくすさんろくまる

米国マイクロソフトが開発・販売する第七世代据え置きゲームハード。

概要

2005年の年末商戦に発売と、第7世代の据置機では最も早く登場。他の第7世代ゲーム機と同様にインターネット接続を前提としているが、オンラインサービスXbox Liveのサービスの充実度は飛び抜けている。


Xboxの後継機に当たるが、ハードウェアの構成は全く異なる。初代XboxのハードウェアはWindows PCの流用だが、Xbox360はPowerPCベースで新たに専用開発されたものである。しかし、前世代のXbox同様、WindowsPCとの親和性は高い。


同世代の他社ハードはPlayStation3およびWiiだが、携帯ゲーム機のニンテンドーDS、PSPともシェア争いを繰り広げている。


供給メディアはDVD-ROM。主な通称は「360」「箱○」「箱三郎」など。


360

360には、360度すべての方向のエンターテイメントを届ける箱という意味が込められている。なので、特にオンラインコンテンツの充実が多い。ゲームの追加要素であるDLCや、ランキング、オンライン対戦(有料)はもちろん、ゲーム本体のオンライン配信も多い。

しかし、日本では売り上げ数が少ないわけではないがPS3やWiiなどの他社ハードと比べると売れ行きは一歩以上劣っている印象を持たれており、マニア向け、海外ゲーム用ハードと認識されている。そのため、ソフトの供給もPS3やWiiが優先され、Xbox360では販売されないまたは後追いで販売ということも少なくない。しかし、日本国外ではXbox360の勢力も大きい。

外付けドライブとしてHD-DVDを採用することで、ハイビジョン映像の再生も可能としていた。


Xboxとの互換性

Xboxとはハードウェアレベルでの互換性は無いためエミュレーションで再現している。そのため動作しない(または動作未検証)のソフトもまだ多い。そのためXboxのソフトをXbox360でプレイしたい場合は要確認である。


PlayStation3との関係

同世代ハードとして直接的なライバルとなるPlayStation3だが、日本においてはPS3が優勢であるものの、世界的に見れば片方を倒す決め手に欠けている状況である。そのためソフトの供給がPlayStation3とXbox360の両方にリリースされるソフトが多い。しかし専売ソフトも当然存在するし、両方のハードにリリースされたソフトは基本的に内容が同じであることが多いが、中には供給ハードによって内容が一部変わっているものもあるため、注意が必要である。

また同じ作品でもランキングや対戦といったオンラインコンテンツもハード別になっており、相互に閲覧したり対戦することは出来ない。


余談

Microsoftが販売するゲームハードなだけあってWindowsPCとの親和性が非常に高い。

たとえば有線コントローラはUSBゲームパッドとしてWindowsPCに接続できる(XP以降)。無線コントローラについてもWindowsPC用の受信機をバンドルしたものがある。また開発もWindowsPCがあれば個人でもXbox360向けソフトを制作可能である。モニタもアナログVGA接続用コードが販売されており、PCのモニタがそのまま使用可能となっている。


さらに、最近ではプレイヤーの動きをトレースするkinectもUSB接続となっているため有志がWindows用ドライバを開発しPCと接続して家庭用モーションキャプチャーとして応用する者が現れた。

ハードウェアそのものを改造するため法的に問題ないか物議を醸したが、Microsoftがゲームのチートに使わなければ制約を一切かけない(そもそも内部処理で暗号化もしていない)と発言したため騒動は収束した。

さらにMicrosoftから公式にWindows版kinectと開発キットもリリースされたため、今後もkinectの応用が広がっていくだろう。



関連タグ

PlayStation3:前述の通り、競合機。

RRoD:Xbox 360本体に障害が発生した時に点灯するランプの俗称。Pixivでは、RRoDが点灯したXbox 360もよく描かれる。

しいたけ:ロゴマークや、それをかたどったコントローラーの「ガイドボタン」がこのように呼ばれている。

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