演:中居正広(テレビドラマ版)
杉浦太陽(2005年映画版)
高杉真宙(2022年映画版)
概要
岡山県に本籍を置いているが関西人。ただし作中では基本標準語でしか話さない。物語開始当初は28歳。
失業を機に金融の道に飛び込んだ青年で、彼を中心とした描写でナニワ金融道という作品は描かれていく。
無印帝国金融の若手として活躍し「新」では不正融資による服役から復帰した後、債権回収会社「ナニワ金融」へと職籍を移す。
それから裏金事件を切っ掛けにナニワ金融は廃業、土建屋での肉体労働を経て帝国金融に復職。無印からの付き合いである明美と結婚した。
性格
真面目で気は優しいが、それゆえに損をすることも多い。原作では会社の決済補填の為自分名義でサラ金に借金をさせられており、そのせいで「マトモな金融屋」には就職できなくなっていた。
帝国金融に入ってからも甘さを指摘される事が多く、頼りなさもあった。しかし場数を詰んでいき、冷酷な判断も出来るようになっていく。
ただ三宮損得が先物取引で破滅すると分かっていながら「金融の鬼になる」という想いから融資を通したときは、「俺も遂に踏み越えてしまったな」と内心を吐露している。
学歴は不明だが、金融屋への求人に応募した際には(事前に勉強していたとはいえ)筆記試験を満点でクリアするなど頭もキレる。
その冷静な計算に柔軟な発想力と天運が加わり、奇想天外なやり方で事態を収拾することもしばしば。