概要
大陸魔法協会に所属する一級魔法使い。ゼーリエの弟子の一人。
腰のあたりまで伸ばした黒髪(漫画内)が特徴の女性魔法使い。
15年以上にわたって帝国で諜報活動をしており、現在は内情を知れるだけの身分にいる。面倒事が大嫌いで、昔からいざというときは保身に動くような性格。
第126話にて後ろ姿のみで初登場。帝国で開催される建国祭最終日の舞踏会に招待されたゼーリエが暗殺される可能性があることを大陸魔法協会に報告している。
作中ではこの報告をきっかけにユーベルやラントをはじめとした一級魔法使いたちが、ゼーリエの護衛や暗殺計画に関する文書の回収などの任務のために動くことになる。
北部支部で1度だけユーベルと会ったことがあり、その時は3年に1度の定期報告をするためにゼーリエに会いに来ていた。報告が終わった後中庭で一日中蝶々を眺めていたのをユーベルに見られており、変人だと思われている。
ゼンゼと昔から仲が悪く、会う度に殴り合いの喧嘩をしており、「今度会ったらギタギタにしてやる」と言われるほど。逆にファルシュからは「リネアールであれば穏便に(対応する)」と言われるくらいには信頼されている。
大陸最大の魔法文明で高度な魔法技術を有する帝国で諜報活動をしていることから諜報向きの魔法を得意としていると思われるが、現状では詳細不明。