概要
セカンドシリーズでのレイトンのライバル
愛称で「デスコ」などと呼ばれている。
顔の上半面を隠す白い仮面をつけた、自称「高き志を抱く一科学者」。自らの発明品を利用して様々な事件を引き起こす他、人々をよくダークサイドへ引き込む。セカンドシリーズほかレイトン教授の小説シリーズ、劇場版の「永遠の歌姫」にも登場しそのほとんどは彼が黒幕である。
ファーストシリーズでレイトンのライバルとなったドン・ポールとは違い、レイトンにいやがらせをする目的で事件を起こしている訳では無いが、レイトンとは何らかの因縁があるようだ。本人曰く「切れない運命がある」とのこと(怪人ゴッド)。レイトンは「魔神の笛」で初めて対面した時に「どこかで会った気がする」と呟いている。
ドン・ポール同様変装が得意で、身近な人に化けてレイトンに近づく。
身体能力は極めて高く、正面からの銃弾を走って避けたり、空中で2回転して着地するなど常人離れしている。そのほか剣術にも長け、フェンシング経験者のレイトンと互角に渡り合うどころかそれ以上の腕前である。また頭脳明晰で推理力もかなりあり、文武両道である。考古学だけでなく機械にも精通しており自分でその時代にはなかった小型無線機(携帯のようなもの)を造ったり記憶をコピーする機械を造ったりとそこらの科学者とは比べ物にならない技術力を誇る。性格は基本的には紳士的だが、レイトンと違い激情を露わにすることが多い。
初登場時にいた部屋や自ら造ったクラウン・ペトーネ劇場(号)などはシックな調度品で統一されておりとてもセンスが良さそうなのだが、創る機械の見た目やネーミングがひどいので、センスを問われている。
又、pixivでは結構いじられている。ハイテンションだったり、可愛かったり。
↑は可愛く描かれた例
正体
以下は「レイトン教授と超文明Aの遺産」のネタバレになります。未クリアの方は要注意。
表向きの顔は、考古学及びアスラント文明の権威として知られるフォスター・サーハイマン博士。本名はエルシャール・ライネル。タージェントの首領ブロネフ・ライネルの息子にして、レイトンの実の兄でもある。
サーハイマンが変装なしの素顔であり、若く見えるが当然ながらレイトンより年上。髪と肌の色以外は父ブロネフに似たため、母レイシーに似たレイトンとは全く似ていない。
両親がタージェントに拉致されたことで弟共々孤児となる。本来ならレイトン夫妻に引き取られるのは「エルシャール」であったが、弟のために「エルシャール」の名を譲って入れ替わり、弟がレイトン夫妻に引き取られるようにした。弟を引き取って育ててくれたレイトン夫妻には「返しきれない恩がある」と語っており、サーハイマンとして親交がある様子。
かつては妻子持ちであったが、アスラント文明に関わる件で既に亡くなっており、家族も妻子も奪ったアスラント文明を憎み、その謎を解明することで復讐を遂げようとしている。レイトンが弟だと知りつつも利用したり邪魔であれば容赦なく排除しようとしてきたのは、妻と娘のいない世界では生きる価値はないとして、目的のためなら手段を選ばなかった為である。
また、タージェントの考えに染まり組織の首領となった父ブロネフとも過去に関わりがあったようで、ブロネフをアスラント文明と同じように憎んでおり、親子の縁は完全に切れている。