ゲーム紹介
基本プレイ無料のブラウザゲーム。2014年9月17日にサービスが開始された。
その後Android、iOS、Google Play版もリリースされ、それぞれでデータ連動も可能。
課金アイテムは1個50円の「シャインストーン」。(iOS版、Google Play版の有料ストーンは諸事情でジョブストーン、ロイドストーンと名称が異なる)
プレイヤーは迷い込んだ剣と魔法の世界で傭兵会社の社長になり、社員を集め育てて依頼をこなしていき会社を育てていく。
戦闘は基本的にオートで進行し、プレイヤーは「社長スキル」による特殊能力で介入可能。
近年は他作品とのコラボも行われており、2017年のノーゲーム・ノーライフコラボではTVCMが打たれたほど。
2021年7月12日にサービス終了。6月11日から「かんぱに☆感謝のキャンペーン」が開催された。
RE:BLOOM
2022年12月、ブロックチェーン技術を活用した新作『かんぱに☆ガールズ Re:BLOOM』として2023年夏に復活することが発表された。商標はEXNOA(DMM GAMES)が出願しているが、運営は親会社のDMM.comが行う模様。
リリースに関しては2023年夏予定からずれ込んでおり、2024年予定に変更された。
ストーリー
若手の社長として日々仕事に精を出していた主人公はその日、会社へ向かう電車の中でうたた寝をしていた。
ふと、目が覚めるとそこは全く見覚えのない場所…異世界「ミステリオ」と呼ばれる地に偶然にも転移してしまったのだ。
目が覚めた主人公は、旅の剣士モニク・ワロキエと妖精ルカに助けられ、一命を取り留める。
そして、傭兵稼業を生業とするロヴィーサ・キエシの言葉にヒントを得、社長としてのセンスと持ち前の行動力から、異世界で傭兵会社を起こすことを決意。
彼女たちを社員として迎え、傭兵事業の展開を始める。
「世界中から依頼を受ければ様々な人と接する事もできる…!」
世界中の人から情報を集め、
元の世界に戻る方法を探すため傭兵会社事業運営という冒険へ旅立つ──
社員
このゲームに於ける『艦隊これくしょん』の艦娘、『俺タワー』の建姫に該当するもの。
総勢100名以上の女の子がおり、最大で5人のパーティーを編成する。
クラスはファイター、ソルジャー、ウォリアー、アーチャー、ローニン、ローグ、クレリック、マジシャンの全部で8つ。クラスのランクは7段階あり、初期クラスによってランクを表す「☆」の数と限界レベルがそれぞれ違う。
オープン当初は初期の☆の数(レアリティ)によって限界レベルが大きく違っていたが、アップデートで徐々に緩和され、初期☆1~☆4の社員はLv90まで育成できる(最高レアの初期☆5社員のみLv99まで育成可能)。初期☆が少ない社員でもレベルを上げて強力な性能を持つ装備で補うことで高ランクの社員と遜色ない活躍ができるようになった。
社員のレベルアップは戦闘での経験値獲得がメインだが他社員を引継(いわゆる合成)することでも可能。
同じ社員を引継することで覚醒が発生し、ステータスにボーナスが受けられる。
社員の入手方法は主にクエストクリア時のドロップと履歴書取り寄せ(ガチャ)。
履歴書は毎日一回無料で取り寄せることが出来る。追加で取り寄せたい場合はシャインストーンが必要。
一回の取り寄せで4通の履歴書入り封筒が届き、中身を見て1人を選べる。☆3以上のレア社員は黒い封筒に、EX社員(同名の社員のバージョン違いの姿)は紫色の封筒に、出向社員(コラボキャラクター)、衣装社員(同名の社員がその時期に合わせた衣装を着た姿)はそれぞれに合わせた柄と色の封筒に入っている。
社員全員にボイスが付いており、戦闘中の掛け声のほか秘書に指定することで社長室で入室時の挨拶やお触りボイスが聞ける。(EX、出向、衣装社員はセリフパターンも多い)
EX社員は、☆4及び☆3も☆6にクラスアップすることで専用グラフィックになり(通常は☆5の社員が☆7にクラスアップしたときのみ専用グラフィックとなる)、「社員特性」という固有能力を持っている。
出向社員と衣装社員は、最初から専用グラフィックで最初から専用武器を装備している(通常、専用武器を装備するにはキャラクターストーリー1話及び3話をクリアする必要がある)が、装備できる武器が専用武器のみで、グラフィック変更アイテムを装備できない。
そして一部のEX社員、出向社員、衣装社員は採用期限があり、それが過ぎると採用不可能となる。
戦闘
食料を消費してクエストを開始し、1~5回の戦闘全てに勝つことでクリアとなり経験値や報酬が受け取れる。新しい社員が入社することも。
戦闘後に出現する宝箱から素材や装備レシピを入手する場合もある。
戦闘は自動進行のターン制で、素早さ順に敵味方が互いに「スキル」を使って攻撃しあう。全員の行動が終わったら次のターンへ。
スキルは武器ごとに決まっており、前衛スキルと後衛スキルに分かれている。
武器は施設で素材を使うことで生産ができ、同じ武器でも+1~+3がつくことでより強力なスキルを扱うことが可能。
敵味方ともパーティーの作戦によって攻撃対象の優先順位が変わる。社員毎に固有の作戦を持ち、リーダーに指定された社員の作戦がパーティーの作戦になる。
序盤は社員のレベルを上げ強い装備を使えば勝てるが、中盤以降は事前の作戦選択やスキル・メンバー選定、配置場所等も考える必要が出てくる。
各クラスの特徴
ファイター
攻防に優れたオールラウンダーの剣士。
武器で物防・魔防アップもするので耐久力は高め。
反面いい装備を身につけないと器用貧乏になりやすい。
主な社員:ローズ・ル・ヴァリエ、エルザ・ノウェム、リド・クロムウェル、シャルロット・デオン、ノエミ・ド・リール、レオナ・ド・リール、アニエス・バリエ、モニク・ワロキエ、アンジェリク・ユメル、ラン・カリヤ、フラヴィ・ディヴリー、ヴィヴィアーヌ・ドレ
ウォリアー
物理攻撃に特化した戦士。
HPもそれなりに高いので物理攻撃で押し切ることも可能。
クリティカルも出やすいが命中率は低い。
主な社員:ジークリット・エンデ、ナハノ・プラテナ、クウェス・イクウェル、クィン・リーンベル、オティーリエ・ハシェ、ミュリア・ユーゲント、レニ・ヘルツォーク、アンナ・イェンシュ、ティアナ・ヴィーク、テレージア・ヴィーク、ロミルダ・ボルク
ソルジャー
ウォリアーとは逆に物防に優れた重装兵。背後の後衛の盾となってダメージを肩代わりすることもできる。
その反面物攻は前衛職の中では一番低く、素早さは全職中最も遅い。
主な社員:アデリーナ・オルミ、エルミナ・ロムベルク、ヴィオレッタ・チッチ、ミュセル・ユーゲント、ヴィルナ・カフィ、ルーナ・ディアーナ、ビアンカ・ロッカ、レイファン・ロウ、マリカ・イオンミ、クラウディア・カプア
アーチャー
全職一の素早さと命中率で次々と敵を射る弓師。
命中率に影響があるDEXが弓の攻撃力になるため、時にはウォリアー以上の火力になることも。
敵の後衛を直接攻撃でき、空を飛ぶ敵にも強い。
打たれ弱いので後衛向き。
主な社員:ユディタ・イーハ、カナハ・ヴィノクロフ、エイダ・クロムウェル、ヴィオラ・イーハ、ダリナ・フェダーク、リリアナ・バールテク、ミルシュカ・マーハ、サシャ・パヴェルカ、ロマナ・レドヴィナ、アリツェ・ブレイハ
ローグ
前衛では2回攻撃、後衛では遠距離攻撃を仕掛ける暗殺者。
状態異常付加攻撃も豊富で、HPや物防が高い敵に対して毒や物防ダウンで活躍できる。
物攻は低目だが素早さとクリティカルは高い。手数と回避力で勝負する職業。
一方で打たれ弱く、必中の魔法攻撃にも弱い。
主な社員:サイミ・ヴァイノラ、カミユ・プラムレイ、アルモニカ・レフラ、ミル・ド・レイユ、ヌーヴェリア・ノイン、パティー・バティー、シグネ・マーニエミ、エルミ・レイノ、リリヤ・アウッティ、ヤーイー・ツィイー、メルヴィ・ニーロラ、ロヴィーサ・キエシ
ローニン
物攻・クリティカルに優れた侍。
前衛職ではそれなりに攻撃力が高く早さもあるが防御面が脆いのが弱点。
主な社員:シオン・セト、ヒサメ・シャカドウ、リィン・リーンベル、レイ・クオンジ、チカ・ミツルギ、ヤミ・カムロ、アザミノ・ハレン、キリカ・コノハナ、トウカ・キサラギ、キリノ・シイナ、キキョウ・ミウラ
クレリック
ゲーム唯一の回復役の聖職者。意外と打たれ強い。
後衛ではHP回復や状態異常回復で味方をサポートする。
前衛では回復が使えず攻撃力も全然ないが、とある武器を装備すればウォリアー以上の攻撃力を発揮することも…?
主な社員:ホリー・バルバーニー、イーヴァ・スレイド、ノナ・エインズワース、エアリス・リデル、ミア・フェアクロフ、シラユリ・サクラ、クリスティン・フィー、アン・アップルトン、ティナ・グレンヴィル、フィリス・エニス
マジシャン
高い魔攻で敵に魔法攻撃を仕掛ける魔法士。
範囲攻撃や属性攻撃が豊富で高い物防や高回避の敵に有効。
敵の弱点属性をつけば大ダメージも期待できる。
RPGのお約束でHPや物防は全職中最低。
主な社員:アン=マリー・エク、サラ=ムーン・シエル、ルツィエル・フュエル、アンナリーナ・レーン、マリア・ヤーデルード、ヴェロニカ・ローゼン、イェリン・ユーン、アウロラ・ホード、ヒルダ・ヤーデルード、ティルダ・ブラード、ドリス・レーン
お色気要素
社員の女の子が戦闘不能になると服や鎧などが大胆に破壊されたカットインが入る。
このカットイン、社員によってはほぼ全裸と言っても過言ではないほどのイラストが見られる。
「バトルの度に戦闘不能にさせるなんて運が絡む……」と思いがちだが、一度戦闘不能にした社員を含めて撤退しないで勝利または全滅させられると「目録」のプロフィール画面に登録される。
これならいつでもあられもない姿になった社員を拝むことができるのだ。
また上記以外でも有料アイテムである「社長の色眼鏡」を使用することで秘書に指名した社員の服破れ絵をいつでも表示することが出来る。
※余談だがiOS版は当初審査が通らなかったらしく、多くのキャラが絵の修正を強いられ、
リリースが予定より大幅に遅れるという出来事があった。
(先に出ていたAndroid版はPC版と同じであるためアップルの厳しさがよくわかる)
その後無事リリースされたのだが、布が増えて正当に露出が減ったキャラもいれば、
無理やり全身タイツ状態で逆にフェチ的ないやらしさが増加したキャラもおり、
肌色が減ってがっかりということはなく、元絵との比較が少し楽しめたりする。
書籍
2016年7月11日に宝島社から公式ファンブックが発売された。
その他
情報の告知として公式ツイッター(外部リンク参照)が存在する。
初期はプレイヤーの批判が殺到しそのせいか告知回数が減っていたが、担当が交代してからは定期的にイベントやアップデートの告知が行われている。
運営について
事前登録者8万人と期待は高かったが、ゲームイベントに間に合わせるため?に突貫でオープンしてしまったこともあって、当初はチュートリアル中のバグで全員プレイ続行不可能、高レア社員が大量出現するバグでロールバック、サーバー収容人数が足りずにログインゲーム発生、プレイ中の通信切断頻発、等々多くの問題が発生、その結果公式コミュニティのみならずTwitterや匿名掲示板などでも運営に対する不満や抗議の声があふれ炎上状態になった。
その後もゲーム内容や運営の対応が批判され続け、オープン1ヶ月後に発表された食料(パンアイコンのスタミナ要素)の回復速度減少(元の3分の1に)でピークに。TGSでのDMMゲームズ関連の生放送では「パン返せ」や出演した梨木プロデューサーに対する罵声コメントが飛び交った。
それ以降は運営の対応もあり、徐々に収束していった。
現在これらの問題は改善・解消され問題無くプレイでき、2016年8月5日の時点で登録者数120万人以上であり、DMMでは人気のゲームとなっている。
関連タグ
外部リンク
※過去、叩き記事になっていた。現在は修正されている。