早坂直人
はやさかなおと
モデル
手口や殺害人数の一致(依頼者の娘を含めて4人)などからおそらくオタクの風評被害の元凶と言っても過言ではない『東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件』の"あの犯人"だと思われる。元ネタとなったであろう事件の被害者である幼女の一人も、依頼人の娘同様遺体が山中で見つかっており、事件当時ではあの犯人は被害者の一人の遺骨を被害者遺族宅に段ボールで送り返しているという常軌を逸した行為をしており、犯行動機も「醒めない夢の中でやった」「ネズミ人間が現れた」「死んだ祖父を生き返らせるための儀式」と支離滅裂なものでありため世の中の闇や凶悪事件などを扱うチャンネルや番組では必ずといっていいほど取り上げられる。そのため現在でも抜群の知名度を誇る日本の犯罪史を代表する人物の一人である点もバグ大どころかいまやYoutubeアニメでも有数のダークヒーローである伊集院と紅林の初遭遇回の罪人のモデルの座を勝ち取った要因なのだろう。因みにあの犯人は逮捕された後に精神病を患ったとも言われているが、死刑執行される前に放った最後の言葉が「あのビデオ、まだ途中だったのにな…」であり、被害者と被害者遺族への謝罪の弁は一切なかった(尚、この言葉は過去の動画で他の凶悪犯の最後の言葉と共に紹介されている)。
ただ早坂と違うところは、早坂は彼と同様に経済的に恵まれた家庭に育ったという点しか明かされていなかったが、彼は毒親育ちであり、報道機関インタビューでは『ウチの息子がこんな真似をするはずがない』とマイクに対して訴えていたが、実際は父親は家庭を顧みない、母親も世間体ばかりで息子に愛情を注がず、死刑執行後に至っては彼の遺体の引き取りを拒否する、本人が『両側先天性橈尺骨癒合症』という手首を回せない障害に罹患していると発覚しながらも『身体障害者のレッテルを貼られる』として積極的な治療を受けさなかった(その為に幼稚園での生活で苦労する羽目になったという)、最終的な味方も祖父だけ(しかも祖父の死が凶行へのトリガーになったとの説もある)など、まさにどの口が言うレベルの家庭環境だった。所業そのものは早坂同様唾棄すべき外道だが、その子供時代は少しだけ同情の余地があるものである。
さらに動画が公開された翌日に姉妹チャンネル(当時)であるエモル図書館にてこの事件の解説動画が公開された。