独自の住居、拠点に住まず、生まれ育った実家で未だに暮らしている、住む生活。
日本の既成概念的には、満18歳を過ぎてから進学や就職を機に一人暮らしをする者が多い一方で、実家から大学や会社に通う者も多い。
ただし前者は、地方からの上京や都心での実家暮らしから自立する意味で一人暮らしをするケースが多い。また、一人暮らしをしていたが様々な事情で「出戻り」という形で実家暮らしに戻るケースも少なくない。
後者は「経済的事情」によって実家暮らしを余儀なくされた者、「わざわざ一人暮らしをせずとも実家暮らしで充分」と満足する者、単に「面倒くさいから実家暮らしでいい」、「実家を出たくない」と主張する者など、その理由はまちまちである。
しかし、単に「実家を出たくない」と主張する者の場合、その理由はさらに枝分かれされる。親が「持ち家」で、なおかつ「その家が好きだから」という理由も一定数あるが、近年問題になっている「引きこもり」や「ニート」の存在も無視できない(8050問題も参照)。
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一人暮らし……「実家暮らし」の対義語。
子供部屋おじさん(こどおじ)……引きこもりやニートと混同されがちだが、上記の「経済的事情」や「実家暮らしで充分」などの理由で実家から会社に通う者も一定数存在するため、「経済的コスパ」という形で「戦略的に」敢えて「こどおじ」をしている者も多い。