概要
超常現象捜査局の特別捜査員。
いわゆる半漁人だが、その出自は謎に包まれている。しかし、最近『HELLBOY』のスピンオフ作品『AEB SPIEN』でその過去が明らかになってきた。
ヘルボーイ一番の親友。
人物
フルネームはエイブラハム・サピエンだが、本名ではない。
ワシントンDCにあるセント・トリニアンス病院の地下で働いていた配管工たちが閉ざされていたドアを破り、その奥に長い間隠されていた部屋にチューブに入った姿で発見される。捜査局はチューブのそばにピンで留めてあった『イクチオ・サピエン(魚人)。1865年4月14日』と書かれた紙切れから、彼に名前を付けた(1865年4月14日はリンカーン大統領が暗殺された日)。
陸上での呼吸は問題ないが、一定時間ごとに皮膚を水で濡らす必要がある。
繊細な神経の持ち主。
映画版
基本的なプロフィールは原作と同じ。1944年に発見される。
コードネームは「ブルー」。
サイコメトリー能力を持つ青い半魚人。ブルーム教授曰く『ユニークな前頭葉』を持っており、そのサイコメトリー能力は高い。サイコメトリー中のエイブに接触すると、彼の頭に浮かんだ映像を一緒に見る事が出来る。
性格は温厚で、内観的。読書やルービックキューブ(30年かかって2面しか出来ていない)等を好む。
陸上では20~30分間は自力で呼吸ができる。地上における任務の際には、液体を満たした専用の呼吸器を身に付けているが、第二作目では途中から長時間呼吸器無しで活動できていた。
血液は暖かく、色が濃い。腹部には退化したおへそがある。
エイブの出生に関しての生物学的調査やファイルは長い間封印されており、その内容はヘルボーイさえ知らない。
好物は「腐った卵」。劇中でブルーム教授が「珍味」発言していることから皮蛋と思われる。
関連イラスト
別名・表記ゆれ