ムーミンとは、トーヴェ・ヤンソン原作の『ムーミン』シリーズと、その作品の主人公(ムーミントロール)である。
フィンランドを代表するキャラクターとして広く知られている。なお、この作品世界では個人を種族名で呼ぶことが多いらしく、しばしば同種族の別人が同じ名で呼ばれる(たとえば「ヘムレンさん」と呼ばれる人物がしばしば登場するが、それぞれヘムルという種族に属する別人である)。ムーミンパパも若い頃にはただの「ムーミン」と呼ばれていた。
原作者による作品は、小説のほか漫画(ムーミン・コミックス)もある。なお、作者のヤンソンがスウェーデン系フィンランド人であるため、フィンランド語ではなく、スウェーデン語で書かれている(かつてスウェーデンがフィンランドを支配していた経緯があるため、フィンランドにおけるスウェーデン系は少数民族ではあるがその社会的地位は高い)。