アモイ
あもい
アモイは中華人民共和国、福建省の都市、副省級市。
福建省にある港湾都市。省都こそ福州だが、経済特区に選ばれたその効果から、福州より発展している。副省級市であり、華僑の玄関口としても知られ、東南アジアとの交流窓口。人口は約430万人。
中国内で一般的な漢語があまり通用せず、方言が強い。更に、むしろ英語が日常生活で通用するぐらいに、国際色強い都市としても知られる。
読みについて
日本ではアモイが一般的。そして漢字表記だが、簡体字では厦門が元になっており、繁体字では廈門である(当記事はそれを勘案した上でカタカナにした)。ちなみに中国語読みではシアメン(シャーメン)であり、アモイ読みは地元の方言、閩南語(びんなんご)に因む。英語ではどちらでも通る。
概要
かつては福建省の中心都市の一つ、泉州の一部であった。アヘン戦争によってイギリスに支配。同時に茶葉茶葉の積出港となった。1936年には日本海軍が占領、その際に汪兆銘政権が発足。その後、日本の敗戦にともない中華民国が再度統治権を得るも国共内戦の結果、中国に開放されたという、混沌とした歴史を持つ。
発展のきっかけは深圳などとともに経済特区に指定されたことであり、とりわけ中華民国(台湾)との交易窓口として経済成長を遂げる(また、経済特区に選ばれた都市では深圳に次ぐ発展を遂げた)。昨今ではタイ、シンガポール、フィリピンが領事館を置くなど、東南アジアとの交易窓口として重要な役割を果たしている。
アヘン戦争の舞台にもなったコロンス島は観光地として知られる。