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概要
かつては福建省の中心都市の一つ、泉州の一部であった。アヘン戦争によってイギリスに支配。同時に紅茶用茶葉の積出港となった。1936年には日本海軍が占領、その際に汪兆銘政権が発足。その後、日本の敗戦にともない中華民国が再度統治権を得るも国共内戦の結果、中国に開放されたという、混沌とした歴史を持つ。
発展のきっかけは深圳などとともに経済特区に指定されたことであり、とりわけ台湾との交易窓口として経済成長を遂げる(また、経済特区に選ばれた都市では深圳に次ぐ発展を遂げた)。昨今ではタイ、シンガポール、フィリピンが領事館を置くなど、東南アジアとの交易窓口として重要な役割を果たしている。
アヘン戦争の舞台にもなったコロンス島は観光地として知られる。
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