概要
『世にも奇妙な物語'24夏の特別編』のエピソードの一つ。
あらすじ
ある日、人気(ひとけ)のない山奥の小さな滝を見に行っていた雨霧梢(若村麻由美)は、ぬれた道を歩いている途中で足を滑らせ転倒し、意識を失ってしまう。しばらくして目を覚ますと、そこは古い洋館のベッドの上で、足を滑らせた時にできたけがの手当がされていた。状況をつかめずにいた梢が部屋を出ようとすると突然、星野明(ジェシー)と名乗る青年が現れる。彼は、“手当をしたのは僕たちだ”と告げ、梢を連れてダイニングルームへ。そこには季節感がバラバラな服装をした老人(山田明郷)、マダム(山野海)、女子高生(池田朱那)の姿があり――。
※公式サイトより引用。
関連タグ
記憶の沼、冷える(世にも奇妙な物語):かつて若村麻由美女史が主演となったエピソード
以下ネタバレ注意
その洋館で暮らしていくうちに梢は、自分を除く四人を殺したことを思い出す。
- 女子高生 ハンマーで通り魔の行い撲殺。
- 星野明 バスタブに顔を突っ込ませて溺死。
- 老人 猟銃で射殺。
- マダム 黒電話のコードを使って絞殺。
しかし、彼女は、それぞれ四人が全く違う時代設定なのに殺したことについて覚えていない。さらに彼らは定期的に殺されるという現象に見舞われていた。
そして、梢はついに本当の自分を思い出した。彼女はサスペンスを執筆していた小説家だったことを……。それも、被害者は小説内で殺された人物であり、作品も四つあった。
また、作中で殺された人々はもっといるらしく……。
そんな中、梢は山の中で遺体となって発見された。
その後、出版された小説は『追憶の洋館』となっていた。
……しかし、その原稿は遺体が発見された後にメールで送られていた。では、誰が最後まで書いたのだろうか。
関連タグその2
朝まで生殺人、自殺悲願、連載小説(世にも奇妙な物語)、超税金対策殺人事件、水を預かる:いずれのストーリーもライターが主人公となっている。