ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要

踊る大捜査線』の第3話「消された調書と彼女の事件」で室井慎次が発した台詞であり、法を悪用しようとする悪党に対する怒りの言葉。

事の発端は窃盗事件を起こしたドラ息子深見哲也が取調室で反省の色もなく政治家の父親に揉み消してもらう事を自慢げに語る態度に対して青島俊作が激怒した場面であり、掴みかかられた哲也はすぐさま弁護士に泣きついて青島に対する報復を仄めかしたが、それに対して室井が…

室井「本庁捜査一課管理官として答えます。事情聴取は正当に行われました。お帰りください」

弁護士「仲間同士庇い合うわけですか?」

室井「なら裁判にかけますか? したらマスコミにバレるぞ!」

…と、逆に哲也達を一喝。裁判沙汰になれば立場が不利になる事を悟った弁護士は哲也を連れてその場から退散した。

結果的に上司の室井に救われた青島は大した処分を受けずに事なきを得ていた。

備考

刑事ドラマにありがちな展開とはいえ、室井の対応は弁護士が語ったように客観的に見れば仲間同士の庇い合いであるが、仮に哲也が父親の権力で警察官の青島を社会的に報復しようものなら裁判の手続きは不可欠であり、政治家の息子である哲也がマスコミにとっては良くも悪くもネタになりそうな人物である上に青島の証言で親子共々マスコミに嗅ぎ回られる隙を与えるのは想像に難くない(現実でもフィクションでも加害者となった人物の身内は善悪関係無く世間からバッシングされやすいため)。

関連記事

親記事