ガーターリング
があたありんぐ
概要
この下着は昔から存在する。現在においては靴下はゴムという強い味方のため、何もしなくてもずり落ちることはないが、過去においてはそのような便利なものはないため、靴下がずり落ちないための仕組みが必要であった。
そのために用いられていたのが、これである。
これは過去においては紐及び滑り止めのレースのようなもので構成されており、これを靴下の上から装着することにより靴下のずりおちを防ぐという目的である。
また、ゴムによりストッキングをとめる形式のものもある。少なくとも片足のみに着用したり、靴下をつけずに着用するものではない。
ちなみに、これは性的な者であるとされ、これを着用中に落とすということはパンティやブラジャーを落とすということと同一であると言われている。
なお、靴下及びストッキングの素材面の発達及び作成技術の発展、ガーターベルトの発明により、この下着は現在では特殊な場合を除き使用されなくなっており、どちらかというとフェチ的な面で利用されることが多い。
現在における利用
現在においては法制技術の進歩及びゴム等の新素材が登場したため、ほとんど使用の必要がない物となっている。例外として、「スカートの中に銃やナイフなどを仕込むために着用する」ことや、「ガーター・マッチ(ガーター獲り、見世物の一種で太ももにつけた者をとりあい、先にとったものが勝利とみなす競技)」や、「ガーター・トス(結婚式にて行われる余興の一つ、花嫁の着用するこれを花婿が参列者に投げる)」などにしか用いられないようになっている。そのため本来であるならば両足に装着するところを片足しか装着しないという事例も存在する。
また、これを装着した女性の太ももは魅力がかなり増すため、イラストで無理やり(たとえば片足だけ着用とか、靴下の上に着用しないとか)に書くことも多くなっている。