ドイツの作家ミヒャエル・エンデに拠って執筆された童話・児童文学。
あらすじ
内気な少年バスチアンは、ふとした切欠から町の古本屋で二匹の蛇が絡み合う紋章<アウリン>のついた「はてしない物語」と言うタイトルの本を手にする。バスチアンは嬉々としてその本を読み始め、本の世界に浸り始めるが…。
大まかに分けると二部構成となっている。
前半…本の中の登場人物であるアトレーユの視点からバスチアンが本の中の世界「ファンタージエン」の崩壊を救う物語
後半…バスチアン自身がファンタージエン国に呼ばれ、本当の自分を探す物語
映画
後に「ネバーエンディングストーリー」と言うタイトルで映画化され、続編も作られた。
然し1作目は原作と比較して内容の改変が酷く、更にキャスティングや演出に際しエンデ氏の希望が全く受け入れられず、エンデ氏が撮影現場に立ち入り禁止となるなど様々なトラブルが発生した。後にこの事でエンデ氏は映画制作側を告訴している。