決着(呪術廻戦)
おっぱっぴーだよばかやろう
※注意
この項目はアニメ版未放送の内容です。
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あらすじ
宿儺が伏黒恵に問いかける
「どのツラ下げて生きていくつもりだ」
「俺に肉体を奪われ、姉を殺し、差し出された手すら拒んだオマエが」
「そうだお前が助けた小僧は大勢人を殺したな」
「諦めろ、お前はもう真っ当になど生きていけない」
「俺に任せておとなしくしていればいいんだ」
詰る宿儺に伏黒は矛盾を突きつける。
「なんでそんなに必死なんだ?」
「呪物に成り方が決まっているならここで虎杖に雑に剥がされたらアンタは死ぬ」
「そして"共振"はアンタにとっていいことばかりじゃない」
ほぼ完全に受肉し復活した宿儺が、呪物の成り方を無視して無理やり虎杖に引き剥がされれば死んでしまえば、
宿儺の中の19本の指すべてが消え去り、共振で最後の1本も魂を繋げなくなる。
「安心したよ
アンタでも死ぬのは怖いんだな」
「始めから真っ当に生きてきたつもりなんてねぇよ」
「………当たり前のことだけど世の中には自分より他人の方が多い」
「もう一度誰かのために生きてみようと思う」
結界が崩れ、伏黒と宿儺は分離され、目一つ、口一つの手のひら大の肉塊と化した宿儺へ、虎杖悠仁が問いかける。
「どうする宿儺…オマエは俺だ」
「俺にはじいちゃんがいた」
「宿儺…もう一度やってみよう。誰かを呪うんじゃなくて誰かと生きるために」
「誰にも受け入れられなくても 俺だけはオマエと生きていける」
強大な呪いの力を背負って生まれた点において宿儺に共感を覚える虎杖は、自分には祖父がいたから人として生きられた。宿儺にも他の選択肢がある筈だと、もはや死に体の宿儺に手を差し伸べる。
宿儺「…………」
「ここまで愚行を演じきったことは褒めてやる」
「虎杖悠仁」
「ナメるなよ…俺は【呪い】だぞ…!!」
千年の時を渡って呪物として存在し続けた悪鬼は、これまで散々小僧と馬鹿にした虎杖の名前を呼んだ後、生への執着を手放してでも差し伸べられた手を振り解き、死を受け入れる事で呪いとしてのあり方を貫いた。
呪いの王「両面宿儺」
祓呪完了