概要
藤沢周平著の連作短編時代小説集。及び山田洋次監督による同名の日本映画。
1983年から1988年まで『小説新潮』に掲載された8篇の短編小説を収録し、1988年9月に新潮社より刊行された。
いずれもあまり評判が良いとは言えないあだ名・容貌を持つ下級武士を主人公とし、見た目とは裏腹に凄い剣の腕前を披露する展開を描いている。
映画
山田洋次監督・脚本により映画化され、2002年11月2日に公開された。
この映画は、上述の同名短編小説のほか、同じく藤沢の「竹光始末」「祝い人助八」の2つの短編を原作としており、同名小説とはストーリーや設定が異なる。