概要
CV.小島幸子
種族 | 魔族 |
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性別 | 女性 |
年齢 | 不明 |
身長 | 165cm |
好きなアクセサリー | メガネ |
ブリューナクコマンダーの1人で、同じくコマンダーであるサイスを一途に愛している。
「深紅なる貴人(ノーブルレッド)」である彼に幾度となく血を吸われているが、サイスが前線に立つ際には姿を見せず、コマンダーとして何をしているのかは不明だった。
その正体は、瀉血症を患い自らを伝説の吸血種族「ノーブルレッド」と思い込んだサイスに入れ込み、自らの血を介して異能の一部を与えていた本物の魔族。
「ワイルドアームズ」シリーズにおいて魔族とは主に「外星由来の機械生命体」または「データだけの生命体」であり、ベリエールは珍しく「人外」としての魔族である。ただし勘違いしやすいがベリエールはノーブルレッドではない。
コマンダーとしての肩書は持っていないものの、異能は備えている。その全貌はずばり「空間支配」であり、サイスが振るっていたのはその一部に過ぎない。もちろん、大本であるベリエールのそれはニンゲンである他のコマンダーの異能とは比べ物にならないほど強力。
ただしあまりに強力なためベリエール自身にも完全制御ができておらず、目で見たものを異空間に引きずり込むという欠点があるため、普段は眼を閉じて何も見ないようにしている。
ちなみに彼女はサイスには忠実だがそれ以外はラムダの命令ですら聞かないため、ブリューナクはサイスを間に挟むことでベリエールを制御していた。
エネミーとしての能力
サイスの撃破後に現れ、連戦となる。
愛する人を殺された怒りのまま、ジュード一行を閉鎖空間「ヴンダーヴェルトラム」に引きずり込んで抹殺しようとするが、この閉鎖空間を展開・維持するために大量の魔力を費やしているため本来のポテンシャルは発揮できていない。
それでも「4Dポケット」で味方を戦闘から一時除外する、「ディストーションコントロール」で別エネミーのディストーションを召喚して自分をガードさせるなどいやらしい手を使ってくる難敵。しかも最深部で一度倒しても、脱出間際に追いついてきて二度目の戦闘になる。
ディストーションを倒さないとベリエールに攻撃が当たらないが、ディストーションを全滅させても「ディストーションコントロール」で即座に再生させるため、ディストーション撃破から次のベリエールの行動までに攻撃を叩き込まねばならない。
だが実はこの防御にはユウリィの「マテリアル」による全体攻撃をガード出来ないという落とし穴があり、彼女の攻撃ならばディストーションもろともベリエールを削ることができる。
撃破後は最期の力でジュード達をヴンダーヴェルトラムの崩壊に巻き込もうとしたが果たせず、そのまま閉鎖空間ごと消滅した。