概要
CV.岸尾大輔
種族 | 人間 |
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性別 | 男性 |
年齢 | 30歳 |
身長 | 178cm |
好きな飲み物 | 炭酸抜きコーラ(ホットで) |
特務局ブリューナクに籍を置く「コマンダー」の一人。クラスは「深紅の貴人(ノーブルレッド)」。
ワイルドアームズ世界におけるノーブルレッドとはいわゆる吸血鬼のことで、サイスもまた傍らに控えているベリエールの血を事あるごとに啜っている。しかし吸血行為は彼女ひとりで賄えているらしく、他の者に吸血を行うことはない。
白い髪に褐色の肌が特徴的な偉丈夫で、その外見に裏腹なのか相応なのか女性口調で喋るオネエキャラ。ただし性自認は男性の模様。
ベリエールに出会うまではミュージシャンだった。
その異能「深紅の貴人」は空間制御の力であり、サイス自身を一時別空間に転送して攻撃をかわす、空間干渉で広範囲を攻撃するなど、高い汎用性と威力を備えている。
もっともこの力を使うとサイス自身も少なからず消耗するため、都度ベリエールから吸血してエネルギーを補給せねばならない。
ユウリィ確保の特務を受け、白い孤児院から逃走した一行が入り込んだ空中空母エウラリアを浮上させて隔離した後、飛空機械を奪って逃げようとする一行の前に先回りして甲板で待ち伏せ。
ノーブルレッドであることを誇りながらその異能で一行を蹂躙し、魔性の存在に恐怖し逃げ出したアルノーを嘲笑したが、最後にはそのアルノーが根性で一斉起動させた飛空機械の群れを差し向けられる。
ジュード達との戦闘で力を消耗していたのが災いして飛空機械の群れを受け止めきれず、許容外の質量を前に圧殺され、そのまま爆発する飛空機械に巻き込まれ消滅した。
そんな彼だが、実はノーブルレッドでも何でもないただの人間。
瀉血症を患った結果自分を伝説の魔族・ノーブルレッドと思い込んだだけなのだが、惚れ込んで行動を共にしていたベリエールが血と共に自分の異能を分け与えており、それによって彼女の「空間支配」の一部である空間制御能力が使えるようになっていた。
そのため上司のラムダ・ゼルヴィガーも「分与された異能」を持つにすぎないサイス自身のことは大して重要視しておらず、魔族であるベリエールを制御するための駒としか扱っていなかった。
エネミーとして
コマンダーとしてはジェレミィ・ナンに続く2人目の刺客(ジェレミィとはこれ以前に2度戦うため、コマンダーとの戦闘としては3度目)。
戦闘開始と共に中央1ラインのHEXに障害物を設置、自身は「ブラスト」「アイソレイトダーク」「サクション」などの魔術で攻撃を仕掛けて来る。
さらに通常攻撃に対しては一定確率で空間転移して回避してしまう上、これはヒューゴやファルメルと異なり完封方法がない。魔術やオリジナルで攻撃するのがベスト。
HPを0にするとファイナルアタックで「ノーブルマッドネス」をブチかまし、4人全員のHPを1にして来る(サイスとの戦闘はこの時点で終わるため、実質無意味だが)。