曖昧さ回避
- 『転生したらスライムだった件』の登場キャラクター。本項で解説
- 『ロボットガールズZオンライン』の登場キャラクター。⇒ランガ(ロボットガールズZ)
概要
CV:小林親弘
ヴェルドラの消失後、ジュラの大森林を支配の足がかりにしようと考えゴブリン村を襲撃した牙狼族の長の息子。運悪くそこに居合わせたリムルの策略により敗北。その後、弱肉強食、強者に従うという風習の元にリムルへ服従する事を決める。
嵐牙(ランガ)と名付けられ嵐牙狼(テンペストウルフ)族に進化。この時に角が一本生え、ランガはリムルとパートナーとなり、配下達は人鬼族(ホブゴブリン/ゴブリナ)達と一人一匹のペアで暮らす様になった。
スキル『影移動』でリムルの影の中に常におり、魔力共有を行ない最初期から仕えている側近中の側近。攻撃手段の一つの黒稲妻は一撃で岩を塵に変える威力を持ち、オークロード戦でも大軍を相手取った。この直前でリムルが擬態した姿を真似、額に二本角が生えた黒嵐星狼(テンペストスターウルフ)へと進化。主人の保有スキルを模倣して組み合わせた広範囲攻撃魔法「黒雷嵐(デスストーム)」も編み出した。
リムルが魔王へ進化後はユニークスキル「魔狼王(マロウノオウ)」を獲得。この時点で総合スペックは魔国連邦でもトップクラスに達しており、人間の大軍隊をじゃれつく感覚で蹴散らしてしまえる程になった。
また牙狼族はパートナーがいると力が増大し、ランガは戦闘時にはゴブタと組む事が多く、阿吽の呼吸で相手に挑んでいる。そして、開国祭の武道会で新たなユニークスキル「魔狼合一(オレニチカラヲ)」を得てゴブタと融合、人型(ゴブリン)の姿と柔軟性を得るも、融合時に主となるゴブタの方がランガのスペックに振り回され、自爆する格好で負けてしまう。おかげでその姿を気に入ったミリムの怒りを買うと共に修練の余地ありとみなされ、諸共地獄のしごきを受ける羽目に。
しかししごきを乗り越えたゴブタがランガに追従出来る様になった事で、狼鬼兵部隊(ゴブリンライダー)の隊長でもあるゴブタの地位に相応しい上位魔人ともなった。
主に忠誠を誓う姿は勇ましいと思えるのだが、リムルから言葉をかけられ、興奮すると尻尾を高速で振ったりする姿から半ばペットの扱いを受けている。
原作挿絵でスライム状態のリムルをぺろぺろ舐めたり、アニメ版でもリムルが尻尾から放たれた突風で吹き飛ばされるシーンも観られたが、転スラ日記ではネタに拍車がかかっている。
影空間で新技を得た時には、「さっそく主に撫でてもらおう!」と言ったり、フリスビーで心が弾んだり、挙げ句の果てにはミリムに撫でられて堕ちかけてしまいそうになり、そこを目撃した第一秘書(=ライバル?)のシオンに見つかり浮気だと言われたりする有様である。
この様な事などからファンからは最早「狼」というよりも「わんこ」であるとも言われてしまっている。
関連タグ
ウルシ(転剣):ポジションがほぼ同じなわんこ、もとい魔狼。こちらは主人公の強化に制限が掛かっている影響で成長が遅く、強引な種族進化を果たした結果大きなデメリットも負った。
蒼空の楔編:グランブルーファンタジーとのコラボで、しれっと登場している。